PHP文庫
図解 日本経済のしくみ―財政・金融から、気になる景気動向まで

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  • サイズ 文庫判/ページ数 261p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569661001
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0130

出版社内容情報

日本経済の「いま」を図とイラストで完全解説。

モノの値段の決まり方や国際収支、景気対策の種類など、身近な経済から大きな経済まで、日本経済の「いま」を図とイラストで完全解説。

1960年代、日本の高度経済成長は「アジアの奇跡」と呼ばれた。そして、2度のオイルショックを体験したものの、1980年代後半には経済力を取り戻し、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と賞賛された。

▼しかし、1990年代に入ってバブルが崩壊。以降、長引く不況、進むデフレ、改善されない不良債権問題など、日本の経済システムは、一転、不良品のような扱いを受けている。いったい日本経済に何が起こったのだろうか。

▼本書では、ここ十数年来の日本経済の歩みを象徴的に表わしている経済指標を、わかりやすい図にまとめるとともに、日本経済特有のシステムの解説、最近数年間の経済動向なども紹介した、日本経済の入門書中の入門書だ。

▼どうも新聞の経済欄は苦手だという人も、本書を一読すれば、日本経済の大きな流れと最近の重要課題がわかり、にわか経済通になること請け合いだ。ビジネスマンはもちろん大学生、高校生にもお勧めの一冊である。

●第1章 日本経済のキホンのキホン 
●第2章 政治と経済 
●第3章 金融のしくみ 
●第4章 日本経済と企業 
●第5章 国際経済の中の日本 

内容説明

1960年代の高度成長は「アジアの奇跡」といわれ、80年代後半には「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と賞賛された日本経済。しかし、90年代に入ってバブルが崩壊。以降、日本の経済システムは不良品のような扱いを受けています。一体何が起きたのでしょう。本書は近年の日本経済の動きを体系的に把握できるよう、見やすい図と容易な文章で解説した、経済の「いま」がわかる入門書です。文庫書き下ろし。

目次

第1章 日本経済のキホンのキホン(お金(貨幣)の役割
モノの値段の決まり方 ほか)
第2章 政治と経済(国家予算の重要性;財源のいろいろ ほか)
第3章 金融のしくみ(金融の役割;金融業界の構造 ほか)
第4章 日本経済と企業(日本の産業構造;日本的経営の功罪 ほか)
第5章 国際経済の中の日本(為替のしくみ;固定相場制と変動相場制 ほか)

著者等紹介

小巻泰之[コマキヤスユキ]
1962(昭和37)年、京都府に生まれる。筑波大学大学院経営政策科学研究科博士課程修了。現在、日本大学経済学部助教授。経済変動論を専攻
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。