大切なことはすべてクレドーが教えてくれた―ジョンソン・エンド・ジョンソンの驚異的な企業業績の核心に迫る

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  • サイズ B6判/ページ数 176p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569659770
  • NDC分類 576
  • Cコード C0034

出版社内容情報

話題のクレド(信条)の実例と重要性を紹介。

増収増益を続けるジョンソン&ジョンソンで経営の根幹とされる「クレドー」とは。タイレノール事件をマンガで描き、創業の歴史をひもとく。

73年連続増収、21年連続2桁増益、43年連続増配。こんな驚くべき業績を残している企業がある。世界最大のトータルヘルスケアカンパニー「ジョンソン・エンド・ジョンソン」だ。世界57カ国に約200の事業会社を持ち、12万人近くの従業員が働く。グループの驚異の成長力と組織力の秘密は何か。本書はそのシンプルな疑問に答えることをテーマにしている。

▼タイトルに掲げられた「クレドー」(我が信条)は、「経営理念」などと訳されるが、(1)顧客、(2)社員、(3)地域社会、(4)株主への責任を明確化しているもの。

▼たとえば、

●プロローグ マンガ◆タイレノール事件の教訓 ――すべては消費者のために 
●第1章 「クレドー」に込められた思い 
●第2章 「クレドー」が社員をハッピーにする 
●第3章 「クレドー」は現場で活かされている 
●第4章 〔対談〕「クレドー」が企業の品格を高める ――片山 修vs.宮脇彰秀

内容説明

経営理念・クレドー(我が信条)が空前絶後の危機から会社を救った。

目次

プロローグ マンガ タイレノール事件の教訓 第一の責任 顧客に対する責任―すべては消費者のために
第1章 「クレドー」に込められた思い(なぜ、「クレドー」が生まれたのか?;「クレドー」に込められたジェネラル・ジョンソンの思い ほか)
第2章 「クレドー」が社員をハッピーにする(社員がハッピーなら会社もハッピー;「クレドー」は人として正しいあり方を教えてくれる ほか)
第3章 「クレドー」は現場で活かされている(社員に対する責任;地域社会に対する責任 ほか)
第4章 対談 「クレドー」が企業の品格を高める(「企業の成長」と「社員の成長」に対する「クレドー」の関わり;優れた行動規範・高い倫理観にもとづく経営の本意 ほか)

著者等紹介

片山修[カタヤマオサム]
名古屋市生まれ。経済ジャーナリストおよび経営評論家、学習院女子大学客員教授。緻密な現場取材に支えられた企業経営論、組織論、人事論には定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆき

1
株主価値経営自体は間違いではないと思うが、それを優先するが故に従業員、CSRを果たせないのは甚だ筋違いである。従業員の安定した生活の保障、社会に対する貢献をした上でみんながハッピーになれば自ずと、株主に還元される。それを実行できているJ&Jは素晴らしい。企業理念を愚直に貫き通す事が反映に繋がるのだろう。2009/10/31

Tomotaka Nakamura

0
クレド再勉強。スタートはやはりジョンソン&ジョンソンから。2017/12/09

ニョン爺さん

0
入社予定の会社で、懇親会の際に配られたので一応通読。J&Jに限らず、強固な企業理念とそれを現場レベルまで落とし込む仕組みを持ってる企業は強い。2015/08/30

Toshi KD

0
今年に入ってまた読み直した本 改めて経営理念・クレドー(我が信条)が 会社にとって如何に大事かを教えてくれる一冊。 また、危機の時にはクレドーに立ち返って局面を見極める ジョンソン・エンド・ジョンソンの凄さと魅力が詰まった一冊でもある。2013/08/13

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