出版社内容情報
これから15年、日本の新たな黄金時代が到来。
日本の復活は本物だ! 中国経済は恐るるに足らず。元英国「エコノミスト」編集長が、実証的データから日本の新たな黄金時代の到来を告げる。
日本経済はなぜよみがえったのか? 好景気はいつまで続くのか? 人口減少や格差社会など不安要素が払拭されたわけではない。さらに中国やインドの台頭が脅威となっている。それでも著者は、「恐るるに足らず」と力説する。改革は着実に成果をあげている。日本は、“イギリスの復活劇”と同じような道を歩んでいるのだ──。世界でもっとも信頼性の高い経済誌『エコノミスト』前編集長が、肯定的な日本の近未来を予測している。
▼たとえば、「日本がアメリカ化されてしまった」といって批判する人々がいる。しかし、そのような見方はナンセンスであるという。アメリカにおいて郵政事業は国営であるし、日本は、一九二〇年代のほうが今よりもずっと「アメリカ的」だった。ヨーロッパ社会から見れば、日本の独自性の方が際立って見えるというのだ。さらに本書では、経済だけでなく、靖国、原爆、テロ、EU問題についても論考している。世界潮流が見えてくる一冊である。
[第I部]日本経済の復活はホンモノか
●序 これから十年、日本の新黄金時代がやってくる
[第II部]世界潮流をどう読むか
●第1章 日本経済とアジア諸国との関係
●第2章 アメリカの「力」を見極める
●第3章 世界におけるヨーロッパの役割
●第4章 貧困、貿易、テロリズム
●第5章 世界を変革できるアイデア
内容説明
日本経済はなぜよみがえったのか?好景気はいつまで続くのか?人口減少や格差社会など不安要素が払拭されたわけではない。さらに中国やインドの台頭が脅威となっている。それでも著者は、「恐るるに足らず」と力説する。改革は着実に成果をあげている。日本は、“イギリスの復活劇”と同じような道を歩んでいるのだ。世界で最も信頼性の高い経済誌『エコノミスト』前編集長が、日本の近未来を肯定的に予測する。また、経済だけでなく、靖国、原爆、テロ、EU問題についても論考。世界潮流が見えてくる一冊。
目次
第1部 日本経済の復活はホンモノか(これから十年、日本の新黄金時代がやってくる;日本の繁栄を持続させるためのヒント―企業の生産性向上が長く力強い成長をもたらす;中国経済、恐るるに足らず―日本企業は中国社会が大混乱に陥っても「沈まない」)
第2部 世界潮流をどう読むか(日本経済とアジア諸国との関係;アメリカの「力」を見極める;世界におけるヨーロッパの役割;貧困、貿易、テロリズム;世界を変革できるアイデア)
著者等紹介
エモット,ビル[エモット,ビル][Emmott,Bill]
1956年ロンドン生まれ。オックスフォード大学で政治学、哲学、経済学の優等学位を取得。英国『エコノミスト』誌ブリュッセル支局員、ロンドン経済担当記者を経て、1983~86年、東京支局長として日本に滞在。その後、ビジネス部門編集長となり、1993~2006年、同誌編集長を務める。日本のバブル崩壊を予測した90年の著書『日はまた沈む』がベストセラーに。2006年2月には、日本経済の復活を宣言した『日はまた昇る』(草思社)を刊行し再び話題となる
烏賀陽正弘[ウガヤマサヒロ]
京都大学法学部卒業。幼少をニューヨークとロサンゼルスで過ごす。東レ(株)に入社後、ニューヨークと香港に駐在し、同社マーケティング開発室長を経て独立。現在、著述業に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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