出版社内容情報
哲学は魂のセラピーだ。物語西洋哲学者列伝。
デカルトからウィトゲンシュタインまで哲人たちの生い立ち、女性関係、死に際までの逸話を紹介。西洋哲学の生成、発展が見えてくる!
ヘーゲルやマルクスは私生児の存在を暴かれ、ルソーは五人の子捨てを告発された。ウィトゲンシュタインは同性愛が執拗に調査され、サルトルの不倫遍歴は、愛人ボーヴォワールに暴露される。また、ニーチェは発狂してから死ぬまでの十年間、ほとんど廃人であったという。さらに、カント、スピノザ、ホッブス、ヒューム、ハイデガー、フロイトなど、思想史を彩るスーパースターたちの私生活をのぞき見れば、意外な素顔が隠されていた!?
▼彼らは、不条理な世界と人生をどのように理解し、渡り歩いたのか。生い立ち、学歴、異性関係、挫折体験、死に際などの逸話を拾い集め、その思想のルーツを探る。好奇心、やじうま根性なくして哲学は語れない!
▼終章では、現代アメリカを代表する哲学者・リチャード・ローティ、ノーム・チョムスキー、ジョン・ロールズなども取り上げている。近代から現代に至るまで、約四百年の潮流が手に取るようにわかる、おもしろ哲学入門。
【第I部】これがモダンだ(十七~十八世紀)
●第一章 機械と神
●第二章 イギリス人の哲学
●第三章 百科全書派とルソー 【第II部】調和の快感(十八~十九世紀)
●第四章 モダンの優等生
●第五章 歴史の哲学 【第III部】歴史の終わり(二十世紀)
●第六章 超人と精神分析
●第七章 フレンチ・コネクション――サルトルとボーヴォワール
●第八章 コンピュータとDNA
●第九章 リチャード・ローティのアメリカ
内容説明
ヘーゲルやマルクスは私生児の存在を暴かれ、ルソーは五人の子捨てを告発された。ウィトゲンシュタインは同性愛が執拗に調査され、サルトルの不倫遍歴は、愛人ボーヴォワールに暴露される。思想史を彩るスーパースターたちの私生活をのぞき見れば、意外な素顔が隠されていた!?彼らは、不条理な世界と人生をどのように理解し、渡り歩いたのか。生い立ち、学歴、異性関係、挫折、死に際などの逸話を拾い集め、その思想のルーツを探る。好奇心、やじうま根性なくして哲学は語れない!抱腹絶倒の哲学者列伝。
目次
第1部 これがモダンだ(十七~十八世紀)(機械と神;イギリス人の哲学;百科全書派とルソー)
第2部 調和の快感(十八~十九世紀)(モダンの優等生;歴史の哲学)
第3部 歴史の終わり(二十世紀)(超人と精神分析;フレンチ・コネクション―サルトルとボーヴォワール;コンピュータとDNA;リチャード・ローティのアメリカ)
著者等紹介
堀川哲[ホリカワテツ]
1947年、神戸市生まれ。法政大学経済学部卒業後、同大学院博士課程修了。札幌大学経済学部教授。専攻は、現代思想、社会思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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樋口佳之
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武井 康則
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