出版社内容情報
衝撃の新時代を大胆に予測。日本よどうする!
ついに米中対決の時代に突入した。石油をめぐって激突する思惑。台湾の今後は、そして新しいアメリカ軍の動きは……。日本人必読の書!
いよいよアメリカと中国の国家戦略が真正面からぶつかる時代がやってきた。
▼中国は、石油の争奪を目的としてアメリカに戦いを挑みはじめた。膨大な石油埋蔵量を誇る「遅れた専制主義的な国々」と兵器輸出や核技術提供などを通じて誼みを通じ、石油獲得に向けた布石を着々と打つ。さらに、アメリカ議会の厳しい反対により頓挫したものの、アメリカの石油企業ユノカルを買収しようとする動きさえ見せた。そして一方で、毎年急速に軍拡を進め、遂に2005年には潜水艦から発射する大陸間弾道弾の打ち上げに成功。アメリカに対する「第一撃能力」を手にした。
▼アメリカは、遅かれ早かれ受けて立たなければならない。アメリカの保守派のマスコミの間にも、アメリカが毅然として戦わなければ「スロー・パールハーバー」、つまり知らないうちにやられてしまうと警告する声もでてきた。
▼この対立の行方は!? 日本人が知らない予兆を読み解く衝撃の書!
●第1章 中国の石油戦略がアメリカと激突した
●第2章 中国は人民元を国際通貨にしようとしている
●第3章 中国は軍事的にアメリカと対抗する
●第4章 中国の台湾政策が失敗する
●第5章 アメリカは戦わなければならない
●第6章 アメリカを知らない中国は敗れる
目次
第1章 中国の石油戦略がアメリカと激突した
第2章 中国は人民元を国際通貨にしようとしている
第3章 中国は軍事的にアメリカと対抗する
第4章 中国の台湾政策が失敗する
第5章 アメリカは戦わなければならない
第6章 アメリカを知らない中国は敗れる
著者等紹介
日高義樹[ヒダカヨシキ]
1935年名古屋市生まれ。東京大学英文科卒。1959年NHKに入局。1970年ワシントン特派員をかわきりに、ニューヨーク支局長、ワシントン支局長を歴任。その後NHKエンタープライズ・アメリカ代表を経て、理事待遇アメリカ総局長。審議委員を最後に1992年退職。その後、ハーバード大学タウブマン・センター諮問委員、ハドソン研究所首席研究員として、日米関係の将来に関する調査・研究の責任者をつとめた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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