PHP新書<br> 損をして覚える株式投資

電子版価格
¥660
  • 電書あり

PHP新書
損をして覚える株式投資

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 173p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569647241
  • NDC分類 338.155
  • Cコード C0233

内容説明

かつて著者が「株の神様」と呼ばれたのは、“相場”より“未来の成長”を重視する成長株理論を提唱し、世の中の株価を大きく動かしたから。低成長と経済のグローバル化が進むなか、株の舞台は日本から海外に移ったが、お金儲けの原則に変わりはない。明日の投資家たちに贈る五〇のアドバイス。

目次

第1章 思惑は必ず外れる(株が儲かる人より損する人の方が多い;手堅くやる株式投資のやり方もある ほか)
第2章 過去の経験は邪魔になる(貯金と利殖は違う世界;借金で株式投資をしてはいけない ほか)
第3章 なぜ成長株は宝の山なのか(成長株探しが私の仕事になった;なぜ成長株は宝の山なのか ほか)
第4章 インフレからデフレへ(為替の自由化は株式市場に大きな衝撃;貿易黒字の定着が株式市場を一変させた ほか)
第5章 日本が駄目でも中国がある(買い占め屋と乗っ取り屋は昔からある;再建屋に提灯をつける方が確率は高い ほか)

著者等紹介

邱永漢[キュウエイカン]
1924年台湾・台南市生まれ。1945年東京大学経済学部卒業。小説『香港』にて第34回直木賞受賞。以来、作家・経済評論家・経営コンサルタントとして幅広く活動。現在も年間120回飛行機に乗って、東京・台北・北京・上海・成都・昆明を飛び回る超多忙な日々を送る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とみやん📖

6
2004年の書籍。楽天KOBOでの無料読了。邱永漢さんを初めて知った。Wikipediaで来歴を調べると2012年には亡くなられているらしい。台湾出身の直木賞作家で、週刊紙の連載も沢山されていた様子。東京帝大経済学部卒のため、経済に詳しく、株式投資への向き合い方も、経済の覗き窓であり、利殖であり、本業にはしていないとのこと。成長株投資の先駆け的存在を自認されているが、それもまた、過去の経験や知識をもっていない、門外漢ゆえに得られた視点とドライに分析している。とてもマトモな指摘ばかりだった。2023/07/15

Tomohiro_Y

6
心構えみたいなことを話されているので、株に興味がある人はテクニカルとかファンダとかの解説本を読む前にこれを読んだ方がいいと思います。中国のエマージングは終わりつつありますが、歴史を知るという意味で面白かったです。石炭会社が無くなり石油・ガス会社が盛り上がり始まる時代を回想されていることに、時代の周期は短いんだと思い知りました。2013/02/09

美東

4
タイトルに偽りなし!2017/08/13

kentatnek

4
作者の経験断。忍耐も必要とのこと。2018/08/25

Humbaba

4
株で儲けるために必要なことは,経済が発展するということである.そのような意味で,かつての日本は非情に魅力的な存在であった.しかし,成長は常に続くわけではない.長期的に発展が望める市場を見つけることが,株式投資の重要な要素となり得る.2011/09/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10284
  • ご注意事項