出版社内容情報
「次の日本」を一刀両断で未来予測する!
これから日本は「男性化」が進み、政治経済、のみならず社会全般にもその傾向が顕著になる。転換期を迎えた今、正しい未来予測とは?
これから日本はどの方向へと変化するのか。「すでに男性化時代は始まっている」と著者は説く。日本をめぐる外交・防衛・経済の変化はあまりにも急なので、それへの対応は心ならずも抜本的・根本的・現実的・破壊的・革命的なものになるが、その具体策の数々を総称すると「男性的」が古い表現ながらピッタリである。
▼“自ら事にあたる”“責任をもって保護する”“外部に立ち向かう”などの精神……日本は国内改革でも外交でも、そういう対応をするようになったので、日本は男性化したし、これからますます男性的になるだろうと著者は予測する。9月11日の総選挙で明快な判定をくだした日本は、憲法改正へ進み、さらに事と次第によっては核装備へも歩を進めるかもしれない。
▼本書は東京財団の政策研究誌『日本人のちから』の巻頭言が中心となっているが、「頼りある日本」へ変わっていくためのヒントになれば幸いだ。
[1]「本質」を見抜くヒント
[2]
[打開策]を見抜くヒント
[3]
[変化]を見抜くヒント
[4]「世界」を見抜くヒント
内容説明
日本国民は保守的だが、突然、山が動く。今、何が終わり、何が始まっているのか。
目次
1 「本質」を見抜くヒント(賢い国民を信じなさい;真のゼネラリストを登用しよう ほか)
2 「打開策」を見抜くヒント(断って後悔するより、引き受けて後悔せよ;決断力を改めてひもとく理由 ほか)
3 「変化」を見抜くヒント(復活したのは製造業ではなく、先端産業;「日本人の心」が売れている ほか)
4 「世界」を見抜くヒント(日露戦争と世界史と日本精神の勝利;「パックス・アメリカーナ」説の大きな見落とし ほか)
著者等紹介
日下公人[クサカキミンド]
昭和5年兵庫県生まれ。東京大学経済学部卒業後、日本長期信用銀行入行。同行取締役を経て、(社)ソフト化経済センターを設立。同センター理事長を経て、現在、東京財団会長、三谷産業非常勤監査役。ソフト化・サービス化の時代をいち早く先見し、日本経済の名ナビゲイターとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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