出版社内容情報
時代の変化を読み、未来に適応できる経営学。
大企業病を克服したオムロンの事例を紹介しつつ、「自律社会」「最適化社会」に移ったいま、社会の公器としての企業のあり方を説く。
1987年から2003年にかけてオムロンの社長を務め、大企業病を克服した著者が、いま起こっている社会、企業、生活の変化を鋭く感知し、時代に先駆ける経営のあり方を語った書。
▼オムロンの「経営の羅針盤」といわれるSINIC理論が描く未来シナリオとは?
▼「工業社会」から「最適化社会」へパラダイム・シフトが始まったいま、企業は、事業は、人は、どう変わっていくのか?
▼自分で考え、自分で行動し、自分で検証できる「自律」人間を育てるにはどうしたらよいのか?
▼CSR(企業の社会的責任)が重要視される時代となり、旧態依然の経営理念や人事システムを守っている企業はいずれ淘汰される! 未来に生き残るためには、いまこそ「生活者中心」の企業に脱皮しなければいけないと著者は説く。
▼オムロンの改革事例もふんだんに紹介されており、文明論・経営論・人材論として必読の一冊といえる。
●序章 パラダイム・シフトが始まった
●第1章 ソーシャルニーズを感じとる
●第2章 未来を閉ざす「大企業病」
●第3章 未来をひらく「理念経営」
●第4章 未来を創る「人材育成」
●第5章 自立社会に向けた「ヒューマンルネッサンス」
内容説明
オムロンの「経営の羅針盤」といわれるSINIC理論が描く未来シナリオとはなにか―。時代が大きく転換していくなかで、企業は、事業は、人は、どう変わってゆくのか。「明日のビジネス」を考えるヒントが、ここにある。
目次
序章 パラダイム・シフトが始まった
第1章 ソーシャルニーズを感じとる
第2章 未来を閉ざす「大企業病」
第3章 未来をひらく「理念経営」
第4章 未来を創る「人材育成」
第5章 自律社会に向けた「ヒューマンルネッサンス」
著者等紹介
立石義雄[タテイシヨシオ]
1939年大阪府生まれ。1962年同志社大学経済学部卒業。職歴―1963年立石電機株式会社(現オムロン株式会社)に入社。1973年同社取締役に就任。1987年同社代表取締役社長に就任。2003年同社代表取締役会長に就任。1992年株式会社ヒューマンルネッサンス研究所代表取締役会長に就任。主な公職―1995年(社)日本電気制御機器工業会会長に就任。1996年(財)京都産業情報センター(現(財)京都産業21)理事長に就任。(社)京都工業会副会長に就任。1997年(社)日本電気制御機器工業会顧問に就任。1998年京都商工会議所副会頭に就任。(社)関西経済連合会副会長に就任。(財)関西文化学術研究都市推進機構理事長。(株)けいはんな社長に就任。2004年(財)国際高等研究所理事長に就任。2005年社会福祉法人京都府社会福祉協議会会長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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