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汚染される身体―食品添加物・環境ホルモン・食物アレルギー

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  • サイズ 新書判/ページ数 253p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569638317
  • NDC分類 498.54
  • Cコード C0277

出版社内容情報

死を誘発する食物アレルギーの実態をレポート。

現代人は毒物に囲まれて生きている!? ふだん口にする食物や薬によるアレルギーの害を報告。野放しにされている現状に警鐘を鳴らす。

私たちが何気なく口にしている食べ物が、突然、命を奪う“毒物”に変わる……。子どもたちを襲うアレルギーの悲劇や、相次ぐ偽装表示事件をきっかけに、「食」に対する不安が高まっている。しかし、問題は容易に解決できるほど楽観的ではない。

▼次々と認可される食品添加物。だが、それは安全性のお墨付きを意味しない。たとえ単独では無害とされる物質も、複合汚染の可能性がつきまとう。食卓には見えない“地雷”が埋まっているのだ。

▼野放しにされる食品・環境行政を前に、いかにして身を守るべきなのか。社会に警鐘を鳴らす一冊。


[内容]食物によるアナフィラキシー・ショックの症状/学校に通えない!――シックスクール症候群/外出もできない化学物質過敏症/未熟児が増えている!/「天然だから安全」とはいえない/薬にも使われている添加物/添加物がキレる若者を生む!?/化学物質の組み合わせで何が起こるのか/偽装表示に対する意識の食い違い

●第1章 日常に潜むアレルギーの恐怖 
●第2章 隠された食品添加物のワナ 
●第3章 化学物質が人間を狂わせる 
●第4章 複合汚染にさらされる人体と環境 
●第5章 奪われた未来は取り戻せるか 

内容説明

何気なく口にしている食べ物が、突然、命を奪う“毒物”に変わる…。子どもたちを襲うアレルギーの悲劇や、相次ぐ偽装表示事件をきっかけに、「食」に対する不安が高まっている。しかし、問題は容易に解決できるほど楽観的ではない。次々と認可される食品添加物。だが、それは安全性のお墨付きを意味しない。たとえ単独では無害とされる物質も、複合汚染の可能性がつきまとう。食卓には、見えない“地雷”が埋まっている。野放しにされる食品・環境行政を前に、いかにして身を守るべきか。社会に警鐘を鳴らす一冊。

目次

第1章 日常に潜むアレルギーの恐怖(コンビニで突然倒れた高校生;チョコレートが命を奪う!? ほか)
第2章 隠された食品添加物のワナ(ダイオキシン入りの母乳よりさらに危険な粉ミルク;基準値はあるが… ほか)
第3章 化学物質が人間を狂わせる(化学物質の二つの毒性;発ガン二段階説 ほか)
第4章 複合汚染にさらされる人体と環境(現代の「食べ合わせ」の主役は食品添加物;添加物と反応する魚や肉の焦げ ほか)
第5章 奪われた未来は取り戻せるか(食品安全基本法の制定;消費者になぜ安全性を確保する義務があるのか ほか)

著者等紹介

山本弘人[ヤマモトヒロト]
1957年生まれ。フリージャーナリスト。大学卒業後、複数の出版社を経て、アメリカの出版社発行のビジネス雑誌、法律雑誌の編集長を務める。その後、自身の子どもにアレルギーが発症したことから化学物質問題にも接近。ジャーナリズムの立場から、社会に警鐘を鳴らす
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