17歳。―モット自由ニナレルハズ

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569636535
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

現役高校生へのアンケートから、17歳のリアルな悩みを浮き彫りにし、心理学の視点でその悩みに答えていく。17歳に送る人生指南書。

一年生のように無邪気ではいられないし、三年生みたいに受験に向かって一直線というわけでもない。まだまだ遊んでいたいけど、進路のことも気になり始めてる……。中途半端な高校二年生は、いちばん心が揺れ動く時期でもある。そんな危うい高校二年生が、一体何に悩み、何に心を痛めているのか。現役高校生にアンケートを行い、そこから浮かび上がる17歳のゲンジツに、心理学者の小倉千加子が真剣に向き合う。懐かしく古い悩みと、新しく複雑な悩みに、共に悩んだ著者の言葉は、きっと17歳の心を軽くするはずである。もう二度とは訪れない17歳の日々を、思い悩むことなく、存分に満喫してほしい。17歳におくる、17歳のための人生指南書。

[1]学校に行くとこればっかりで 
[2]人間関係がとにかくシンドイ 
[3]一人になると気になってくるのは 
[4]こんなことを考えたりすることもある 

内容説明

現役高校生へのアンケートから浮かび上がる「17歳」のゲンジツ。

目次

1 学校に行くとこればっかりで(勉強;部活 ほか)
2 人間間系がとにかくシンドイ(友人;恋愛 ほか)
3 一人になると気になってくるのは(見た目;性格 ほか)
4 こんなことを考えたりすることもある(生;死)

著者等紹介

小倉千加子[オグラチカコ]
1952年、大阪生まれ。早稲田大学大学院文学研究科心理学専攻博士課程修了。大阪成蹊女子短期大学、愛知淑徳大学文化創造学部教授を経て、現在、聖心女子大学・早稲田大学非常勤講師。医学博士。心理学者。心理カウンセラー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

5
17歳という年代であれば,思い悩むことも多々あるだろう.しかし,悩んでいるのは自分だけではないということを見落としていないだろうか.自分の見える範囲だけをみるのではなく,広い視野を持つことが大切である.2013/01/06

まれい

3
学校生活に関しては、部活、進路、勉強。人間関係に関しては友人関係、恋人との関係、家族関係。自分のことに関しては容姿、性格、趣味。その他、生や死などのテーマについてまで。いろいろな悩みが取り上げられています。中学のときにこの本を読んで「私と同じ悩みを抱えている人もいるんだなー」と安心したことがありました。心が軽くなったし、前向きになれました。おすすめです~★2014/02/05

nagy

1
文学がそんな奥深いとは・・・。たしかに、明治の文豪たちも当時は変人扱いだっただろうな。そんな人たちの残した凝縮された人生のエッセンスが本。もっともっと本を読んで、たくさん学んで、また迷ったらこの本に助けてもらおう。2011/05/07

さいもん

0
おばさんに人生について話を聞いている感じで読む本。2013/11/29

よこはま

0
著者が以前テレビに出ていたのをたまたま見て、興味を持った。語り口は本人そのまま、というか、口頭での回答をそのまま書き起こした感じなのかな?17歳宛に書いた割には鋭すぎるくらいかもしれないが、的を得た意見が多いような気がした。2004年の出版なので、まだLINEやTwitterが一般的ではなかったころの17歳たちの悩み。今ならまた違う悩みも出てくるのだろう。でも、結局思春期の悩みというのは、本質的には変わらないのかな?2013/10/13

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