出版社内容情報
個人投資家に捧げるプロにも負けない投資術。
プロと素人の投資手法には違いがある。有名なバフェットやリンチ、現役ディーラーたちはどんな投資をして儲けたのか、その手法を紹介。
「これから、最も面白くなりそうなのは日本株かもしれない」――ロンドンの有名なファンドマネジャーは指摘する。プロの読み筋には、何かウラがありそうだ。何か特別な情報ソースがあるにちがいない。
▼しかし、素人の個人投資家は、プロの迅速な情報入手や短期間に売ったり、買ったりするディーリングでは勝てないものの、長期投資ではプロに負けない可能性がある。そのワケは本文に譲るが、素人なりの読み筋は案外バカにできない。
▼本書は、国内外のプロたちの成功談や教訓を紹介しながら、投資の極意を単純明快に紹介する。難しい経済学や海外の情報がつかめなくても、素人なりに勝負はできる。本書はあくまで素人を応援する。「プロでもこの程度か」と思うかもしれないし、「儲けるにはやはり鉄則があったか」と発見があるかもしれない。株式、投資信託、債券、外貨預金――資産をどう運用していくかはあなた次第だ。
●第1章 しあわせのために投資する
●第2章 株式投資への誘い
●第3章 株式投資とは何か
●第4章 個人投資家VS.プロ――有利なのはどっち?
●第5章 デフレと為替と投信の話
内容説明
あなたは資産の運用法を間違っていませんか。プロと素人ではこんなに違う。
目次
第1章 しあわせのために投資する(しあわせな人生;投資の前に知らなければならないこと ほか)
第2章 株式投資への誘い(投資は自己責任で行なうもの;著名投資家・ウォーレン・バフェット氏から学ぶ ほか)
第3章 株式投資とは何か(そもそも株式とは;株式の価値は何で決まる ほか)
第4章 個人投資家VS.プロ―有利なのはどっち?(個人投資家はプロの投資家よりも有利;個別銘柄の選択と売買時期の選択)
第5章 デフレと為替と投信の話(経済の低迷が続き、デフレが終わらないとき;為替リスクを考える(海外投資) ほか)
著者等紹介
真壁昭夫[マカベアキオ]
1953年、神奈川県生まれ。1976年、一橋大学商学部卒業後、第一勧業銀行入行。1983年、ロンドン大学経営学部大学院卒業。1985年、メリル・リンチ社ニューヨーク本社出向。1986年、DKB INTERNATIONAL出向、トレーディング部長を務める。1998年、第一勧銀総合研究所金融市場調査部長。1999年、信州大学経済学部大学院講師兼任、慶応大学理工学部講師兼任、第一勧銀総合研究所主席研究員。2002年、みずほ総合研究所調査本部主席研究員。2002年4月から立教大学経済学部講師兼任、2003年4月から信州大学大学院イノベーション・マネジメント・センター特任教授兼任、2003年10月みずほコーポレート銀行業務監査部参事役
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