出版社内容情報
思わずしてしまう「しぐさ」や「クセ」には人間の本音が隠れている。他人のなにげない行動にのぞく深層心理を図解で読み解く本。
たとえば、こんな経験はないだろうか? 試験の前日に部屋の掃除や漫画を読み始め、没頭してしまった。自分の車の前が高級車だと、なぜかクラクションが鳴らせない。電話をしながら、無意味な落書きをしてしまった。好きなのに「いや」と言ってしまう……。人がついやってしまうしぐさやクセには、実は深ーい深層心理が隠されている。
▼本書はそうした人間の心理としぐさの関係を、様々な実験結果を紹介しながら、図解でわかりやすく解説した本である。この心理法則をマスターすると、色々なことに応用がきく。
▼たとえば、人は嘘をつくとき、どんなしぐさをするのか。お世辞笑いと本当の笑いを見抜く法。視線やイスの座り方で相手の心の動きを読む法。意外な所にある女性の愛のサイン。寝姿で相手のタイプを読む法……。
▼ビジネスで商談をうまく成功させたり、意中の相手を振り向かせたり、仕事と人生で成功するために、すぐに使える心理学の話題が満載!
●第1章 しぐさからわかる意外な「もうひとりの自分」
●第2章 しぐさを味方につけてビジネスを制す
●第3章 愛のサインはこのしぐさにあらわれる
●第4章 ふとしたしぐさに隠された心理を読む
●第5章 しぐさから相手の本音を探る
内容説明
「身近な」しぐさに隠れた心理、異性の「愛のサイン」を見逃さない、この深層心理を知れば「本当の自分」が見えてくる、心理を制する者は「ビジネス」を制す、相手の振る舞いから「本音」を読む―なにげない行動・クセから相手のホンネが見えてくる。
目次
第1章 しぐさからわかる意外な「もうひとりの自分」(自分の意見は多数派だと思い込むそのウラ側に隠された心理とは?;なぜ人は犯してしまった失敗を素直に認められないのか? ほか)
第2章 しぐさを味方につけてビジネスを制す(自分の指定席を決めておくだけで会議に積極的になれる法;部下の前で足を組んで話し出す上司のこころの内は穏やかではない? ほか)
第3章 愛のサインはこのしぐさにあらわれる(人は好意を抱くから似るのか似ているから好意をもつのか;親に反対されればされるほどその愛は深く激しいものとなる ほか)
第4章 ふとしたしぐさに隠された心理を読む(なぜ店先の行列を見るとついつい並びたくなるのか?;自分を評価してほしいだから噂話をする? ほか)
第5章 しぐさから相手の本音を探る(視線のはずし方に見る外向的な人・内向的な人;あなたの周りにも悲劇のヒロインはいないか? ほか)
著者等紹介
匠英一[タクミエイイチ]
1955年、和歌山県生まれ。東京大学大学院教育学研究科を経て、東京大学医学部研究生修了。90年、(株)認知科学研究所を設立し、教育や経営心理のコンサルタント業務を展開している。2003年より早稲田大学客員研究員
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