わが師、松下幸之助―「松下政経塾」最後の直弟子として

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569627533
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0030

出版社内容情報

「松下政経塾」最後の直弟子だから書ける書。

「松下政経塾」最後の直弟子が、政治家として10年を経たいま、松下幸之助との出会いから託された課題までを綴る渾身の一冊。

松下幸之助が私財を投じて神奈川県茅ヶ崎市に松下政経塾を設立したのは1979年。その3期生として入塾した著者は、最初の講話で松下幸之助がこう語ったのを一生忘れない。「私が40年ほど若返ることができたら、こういう塾をしなくても私が政治家になればいいことだ。でもこう年をとってからはダメです。だから結論は、諸君に代わってやってもらいたい」。その後、松下幸之助の身体が弱ってきたこともあり、著者たち3期生が直接、薫陶を受けた最後の世代となった。本書は、松下幸之助と同じく貧しい家庭で育った著者が、松下政経塾の受験風景や授業内容から、松下労組出身の国会議員と同じ選挙区で戦うことになったときの苦悩、そして初当選までの軌跡を、松下幸之助とのエピソードを交えながら描いた書。さらに、国会議員10年の節目に、「政治の変革者」でもあった松下幸之助が遺した政治哲学も詳しく検証。現役の政治家が書いた松下幸之助論は初めて。

●第1章 松下幸之助と私 
●第2章 松下幸之助「成功の要因」 
●第3章 検証・松下幸之助「七つの提言」 
●終章 決意をあらたに

内容説明

松下幸之助は世界に冠たる実業家、教育家、思想家であるとともに“政治の変革者”であった。松下政経塾出身の国会議員として、私は松下幸之助の政治哲学を検証し、発展的に継承していくべく大きな責務を課せられているのである。松下政経塾で学んだ、松下幸之助の“最後の直弟子”樽床伸二が世に問う『政治の変革者・松下幸之助論』。

目次

第1章 松下幸之助と私(松下幸之助との出会い;ゼロからの出発 ほか)
第2章 松下幸之助「成功の要因」(プラス思考、常に前向きに考える;人間への愛情、信頼、そして洞察力 ほか)
第3章 検証・松下幸之助「七つの提言」(憲法改正;政治改革 ほか)
終章 決意をあらたに(不思議な縁―五代自転車商会;後世の歴史家は松下幸之助をどう評価するか)

著者等紹介

樽床伸二[タルトコシンジ]
1959年、島根県生まれ。大阪大学経済学部卒業と同時に松下政経塾に入塾(3期生)。1990年、衆院選に初挑戦するも、落選。1993年、2度目の挑戦で初当選。以来、連続当選で、現在3期目。民主党・副幹事長、ネクストキャビネットの国土交通大臣などを経て、現在は国会対策委員長代理として活躍している
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