出版社内容情報
世界を超えた江戸の偉人たちの生き様とは。
江戸鎖国体制にありながら独力で世界的、先駆的な活動・技術革新をした賢人たちを取り上げる、自信を喪失している日本人への激励の書。
内容説明
三浦梅園、麻田剛立、浜口梧陵、大原幽学、広瀬久兵衛、多久一族…日本文化の粋である江戸が生んだ“誇るべき日本人”の力とは。
目次
第1章 地動説を唱え、物理を追究した日本最初の自然哲学者―三浦梅園
第2章 天体機械を発明し、正しい暦を提唱した天文学者―麻田剛立
第3章 地方から日本を考え、いち早く「公共精神」の啓蒙を図る―浜口梧陵
第4章 世界で最初の産業協同組合をつくった先覚者―大原幽学
第5章 独自の経済理論で藩の財政改革を実現―広瀬久兵衛
第6章 合併されても“らしさ”を保ち、地方から世界へ情報発信―多久一族
著者等紹介
童門冬二[ドウモンフユジ]
本名、太田久行。1927年(昭和2年)、東京生まれ。第43回芥川賞候補。日本文芸家協会ならびに日本推理作家協会会員。1999年(平成11年)、春の叙勲で勲三等瑞宝章に
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 酔茗詩抄 岩波文庫