「戦争と経済」のカラクリがわかる本―アングロサクソン「常勝」の秘密

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「戦争と経済」のカラクリがわかる本―アングロサクソン「常勝」の秘密

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  • サイズ B6判/ページ数 197p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569626222
  • NDC分類 390.4
  • Cコード C0030

出版社内容情報

アングロサクソンが戦争で「常勝」を続けるのはなぜか。戦時の「人」「カネ」に焦点を当て、「戦争と経済」のカラクリを明らかにする。

men(人的戦力)、materials(装備)、money(戦費)――戦争の勝因は、この三点で語ることができる。明治以降の日本の「装備」の研究については進んでいるが、近年の外交、財政の不手際を見ると、実は明治以降の「人」「カネ」に関しても負けるべき要因があったのではないかとの疑問が浮かぶ。

▼現在、「人」「カネ」で世界を仕切っているのはアングロサクソンであり、彼らは戦争でも「常勝」している。彼らの「戦争と経済のカラクリ」がわかれば、日本の弱点と突破口が見えるのではないか。

▼本書は、第一章/戦争できる国づくりを支えるモノづくり、第二章/戦費調達に成功した国が勝者となる、第三章/有事を生きる国民たち、第四章/現代日本の国防はこれでよいのか、という構成で、「人」「カネ」をいかに使えば日本が21世紀に勝ち残れるかを説く。希代の軍学者が自信を喪失した日本人に贈る「日本に競争力がつきすぎて困ってしまう」戦略。

●第1章 戦争できる国づくりを支えるモノづくり 
●第2章 戦費調達に成功した国が勝者となる 
●第3章 有事を生きる国民たち 
●第4章 現代日本の国防はこれでよいのか

内容説明

「人」「カネ」をいかに使えば21世紀に勝ち残れるか。希代の軍学者が自信を喪失した日本人に贈る「日本に競争力がつきすぎて困ってしまう」戦略。

目次

第1章 戦争できる国づくりを支えるモノづくり(日本国がなくなっちまうとはつゆほども考えぬ日本人;高卒で自衛隊に入ったいきさつ ほか)
第2章 戦費調達に成功した国が勝者となる(「信用創出」がなければ戦争に勝てない;平時の実弾演習の規模で勝てた日清戦争 ほか)
第3章 有事を生きる国民たち(戦争国策と投資と情報が結合したのは十字軍以降;英国は十九世紀の情報収集のチャンピオン ほか)
第4章 現代日本の国防はこれでよいのか(海軍だけでロシアから日本を守れたか;弱小航空産業は一刻も早く大同合併すべし ほか)

著者等紹介

兵頭二十八[ヒョウドウニソハチ]
1960年、長野市出身。高卒で陸上自衛隊に入り、北海道で勤務。除隊後に神奈川大学英語英文科入学、さらに東京工業大学大学院社会工学専攻を経て、ミリタリー雑誌出版社に就職。その後フリーの「軍学者」となり、全国の古い図書館がある土地を転々としている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。