内容説明
内的、外的に厳しい環境下にある日本の消費市場で、店舗がサバイバルを遂げ、より大きな成果をあげていくためにはどうしたらよいのかという問題意識からまとめられたのが本書である。複雑かつ高度な消費市場において、店舗を営もうとする人がどのような点に留意し、どのようなプロセスに基づいて事業を進めればよいのかを平易に論じた。また、高度情報化の進展に伴って登場したシステムや分析ノウハウについて、最新かつ重要な事項は網羅してある。
目次
第１章 出店戦略
第２章 店舗スタイル戦略
第３章 売場戦略
第４章 商品管理
第５章 価格・プロモーション管理
第６章 顧客管理
第７章 バックオフィス管理
著者等紹介
野口智雄［ノグチトモオ］
１９５６年東京都に生まれる。８４年一橋大学大学院博士課程単位取得。その後、横浜市立大学助教授を経て、９２年に早稲田大学助教授。９４年から早稲田大学大学院社会科学研究科教授、現在に至る。激変する日本の流通構造、企業活動、消費態様などに関して、理論と実証の両面から分析を試み、オリジナルなコンセプトや論理の提示を行っている。柔軟な思考と発想で多彩な研究活動を行い、新聞、テレビ、雑誌、ラジオなどのメディアでニュースの解説、評論、ルポルタージュやエッセイの執筆なども行う。８８年『現代小売流通の諸側面』（千倉書房）で日本商業学会賞を受賞
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