リスクを取る人・取らない人―しがらみを断ち切る勇気がこの国を救う

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  • サイズ B6判/ページ数 197p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569624730
  • NDC分類 304
  • Cコード C0030

出版社内容情報

「政官財の無責任構造」を元官僚が鋭く衝く!

元通産省官僚が、利益配分政治の実態、官僚の先送り体質、税金を無駄遣いする行政の怠慢を明らかにし、日本再生の処方箋を示す。

著者は元通産省調査官としてブラジルの「地球環境サミット」に出席するなど環境・エネルギー分野で活躍。また石川県商工課長に出向中は地方主権の町づくりも実践。それらの経験から「日本混迷の真因は、社会全体にはびこる無責任構造、すなわち誰もリスクを取らないようになってしまったからだ」と訴える。本書は、「偽りの地方自治の実態」「ムダな公共事業が減らない理由」「官僚に沁みついた体質」「骨抜きにされた税制改革」「子供の将来を考えない教育制度」など、いまの日本が抱える根本問題を読者に提示したうえで、みんなが納得できるような解決策を示したもの。「エコマネーが地域を再生する」「国民の貯蓄1,400兆円の意味ある使い方」「6・3・3制から4・4・4制へ」「失業率を減らす産業振興策」をはじめ国民を元気にする施策が満載されているので、政治や行政に携わる人には必読の書といってよい。

●第1章 リスクを取る人・取らない人 
●第2章 偽りの地方自治から自立するために 
●第3章 自分の金の使い道を自分で決められるか 
●第4章 官僚の無責任・政治の無責任 
●第5章 21世紀を担う子どもたちを育てるために 
●第6章 日本の産業はどうなるのか

内容説明

日本混迷の真因は、社会全体にはびこる「無責任構造」にあり!韓国サムスンが躍進する理由、住基ネットの基本的問題、少子化を食い止める秘策、伸びるサービス産業、ムダな公共事業をやめる法など、国民が元気になるためのヒントを示す。未来を考えるためのデータも満載。

目次

第1章 リスクを取る人・取らない人
第2章 偽りの地方自治から自立するために
第3章 自分の金の使い道を自分で決められるか
第4章 官僚の無責任・政治の無責任
第5章 二十一世紀を担う子どもたちを育てるために
第6章 日本の産業はどうなるのか

著者等紹介

西村康稔[ニシムラヤストシ]
昭和37年10月15日生まれ。兵庫県明石市出身。神戸大学附属明石幼稚園、小学校を経て、同中学校卒業(昭和53年3月)。灘高校卒業(昭和56年3月)。東京大学法学部卒業(昭和60年3月)。米国メリーランド大学公共政策大学院卒業(平成4年5月)。昭和60年4月に通産省(現・経済産業省)入省後、アルミ缶リサイクル制度の制定、92年ブラジルでの「地球環境サミット」に出席するなど、環境・エネルギー分野で活躍。中小企業育成や地域興しプロジェクトにも数多く携わる。石川県商工課長も経験し地方主権の町づくりを実践。「阪神淡路復興対策本部」事務局上席局員(兼任)として被災地復興に尽力。現在、金沢工業大学能力開発センター講師、大正大学特別招聘教授
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