土光敏夫の哲学―己を律し、信念を貫け

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569622842
  • NDC分類 335.04
  • Cコード C0034

出版社内容情報

“清貧”を貫き通した男の思想と言葉とは。

「ミスター合理化」「行革の鬼」の異名をとり、国鉄や三公社の民営化で日本の構造改革を実現させた土光敏夫。その思想と言葉を紹介する。

「ミスター合理化」「行革の鬼」の異名をとり、国鉄の分割民営化や三公社の民営化で日本の構造改革を実現させた男・土光敏夫。彼が生涯にわたり貫き通した信念とはいかなるものだったのか。

▼経営者としては、大赤字・給料遅配・スト続きで苦しむ石川島重工業を、徹底した経営合理化でたちまちにして再建するほどのすぐれた経営手腕を持っていた。また中央財界にあっては、長年にわたり経済団体連合会会長等として卓抜した指導力と行動力をもって日本経済の発展に尽くしている。

▼何事があろうとも、ひとつのことに打ち込み、大願を成就させた土光敏夫。その強い意志と行動力の源泉を、彼が折々に語り、著していった数々の言葉から厳選。この200篇の話から彼の思想を探っていく。

▼改革とは信念である! 構造改革の必要性が叫ばれるなか、かつて全精力を傾けて行革に取り組んだ彼の生き方、考え方を、私たちの人生の指針とすべく、再び世に問う一冊である。

[第1部]人生について 
[第2部]経営について1――「人の上に立つ」ということ 
[第3部]経営について2――「組織を動かす」ということ 
[第4部]改革について

内容説明

改革とは信念である!生涯にわたり“無私”を貫き通したその思想と言葉。

目次

第1部 人生について(一日一日にけじめをつける;二度とない人生 ほか)
第2部 経営について1―「人の上に立つ」ということ(好ましい上長;十年先のカレンダー ほか)
第3部 経営について2―「組織を動かす」ということ(社長の位置;報告の義務 ほか)
第4部 改革について(地獄の釜の底からみているぞ;なぜ行革が必要か ほか)