PHP新書<br> 自分を守る患者学―なぜいま「統合医療」なのか

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自分を守る患者学―なぜいま「統合医療」なのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569620268
  • NDC分類 490.4
  • Cコード C0247

出版社内容情報

ホリスティック医療の現状と未来像と報告。

話題の中国医学から気功、ハーブ、チベット療法まで。医学的根拠はどこにあるのか? 西洋医学に替わる統合医療の世界的現状を報告。

あなたが病に倒れた時、どのような診療機関を選ぶだろう。大学病院の先端技術を頼りにすれば安心か? それとも漢方や鍼灸、ハーブ、気功などの代替医療(伝統医学)を試してみるか?

▼本書では、今求められている「患者中心の医療」とは近代医学と伝統医学を融合させた「統合医療」の発想だとする。

▼近代医学の功績は確かに大きい。抗生物質の開発から臓器移植など人類史を大きく変えた。しかし、末期ガンの問題をふくめ、現代医療が患者さんのニーズに応えられなくなっているのも事実である。西欧医学一辺倒ではなく、全人的(ホリスティック)に治すことが必要とされているのである。

▼医療保険の問題も深刻である。例えば、難病や老人医療には、近代医学でコストを高くするよりも代替医療を導入する方が効果的であるという。特に欧米と比較し、日本の医療制度がいかに遅れているかを指摘。個人に最も適した理想の治療法を考える。患者からの医療革命の書である。  

●序章 患者中心の医療とは 
●第1章 なぜいま「統合医療」なのか 
●第2章 代替医療のさまざまな種類 
●第3章 統合医療と世界の動向 
●第4章 医療制度と統合医療を考える 
●第5章 「統合医療」に医学の未来を――帯津良一氏との対話から

内容説明

あなたが病に倒れた時、どのような診療機関を選びますか?先端の医療技術だけで安心ですか?それとも、伝統医学やハーブ、気功などの代替医療も同時に試してみますか?世界では現在、近代医学と伝統医学を融合させた「統合医療」が、理想的な医療として大きな流れになろうとしています。本書は、長年、先端医工学の最先端を走ってきた著者が、「患者中心の医療」を実現させるため、患者自身にも学んでほしい「統合医療」の発想をわかりやすく説いています。

目次

序章 患者中心の医療とは
第1章 なぜいま「統合医療」なのか
第2章 代替医療のさまざまな種類
第3章 統合医療と世界の動向
第4章 医療制度と統合医療を考える
第5章 「統合医療」に医学の未来を―帯津良一氏との対話から

著者等紹介

渥美和彦[アツミカズヒコ]
1928年大阪生まれ。東京大学医学部卒業後、心臓外科を専攻し、人工臓器、レーザー、医用コンピュータなど医用工学の研究に従事。東京大学医学部医用電子研究施設助教授、教授、施設長を歴任し、平成元年退官。東京大学名誉教授。その後、鈴鹿医療科学大学学長、日本学術会議会員、同会議第7部長を経て、1998年、「日本代替・相補・伝統医療連合会議」(JACT)を設立。現在、同会議理事長。2001年、日本統合医療学会を設立し、代表を務める
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感想・レビュー

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Humbaba

1
統合医療とは,代替医療と西洋医療の双方を組み合わせたものである.西洋医療は再現性があり,大切なものであるが,そこから切り捨てられた部分にも健康に置いて大切な要素が残っている.2010/02/08

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