出版社内容情報
考えるって、どうすること?――もっと上手に考えるためのヒントを素敵な絵とともに解説。考える力がみるみる湧いてくる哲学絵本。2色刷。
あれこれ考えなくちゃいけない。でも、うまく考えられない。だいたい、考えることって、何をすることなんだろう。
▼考えることを考える――この本はそんな世界にあなたをご招待します。
▼なぞなぞの問いと答えのたわいもないやりとりが哲学のきっかけになるっていったら、首をひねるでしょうか? ふだん何気なく見ている夜空の星から「問題」の本質が見えてくるといわれたら驚くでしょうか? よくいわれる「論理的に考える」ってこと、じつはそんなことできないんだって断言されたらどうします?
▼見えているものをそのまま見ているだけでは、考えることはできない。ではどうすればいいか、が本書には書かれています。身の回りの話題にはじまり論理学までを駆使して、縦横無尽に「考える」ことについて考える哲学絵本。美しい絵が文章に寄り添いながら、あなたを哲学の新たな風景のなかに連れ出してくれることでしょう。さあ、いっしょに考えよう!
[1]「考える」って何をすることだろう
[2]問いのかたち
[3]論理的に考えるだって?
[4]ことばがなければ考えられない
[5]見えない枠
[6]自分の頭で考える?
内容説明
「考える」ことを考える哲学絵本。
目次
1 「考える」って何をすることだろう
2 問いのかたち
3 論理的に考えるだって?
4 ことばがなければ考えられない
5 見えない枠
6 自分の頭で考える?
著者等紹介
野矢茂樹[ノヤシゲキ]
1954年生まれ。東京都出身。東京大学大学院博士課程修了。北海道大学助教授をへて、現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。専攻は哲学。著書に、『哲学の謎』『無限論の教室』(以上、講談社現代新書)、『哲学・航海日誌』(春秋社)、『心と他者』(勁草書房)、『理論トレーニング』(産業図書)、『論理学』(東京大学出版会)ほか
植田真[ウエダマコト]
1973年生まれ。静岡県出身。98年、雑誌「イラストレーション」(玄光社)の「ザ・チョイス」で年度グランプリ受賞。絵本に『雨ふりマウス』(文・竹下文子、アリス館)。その他、CDジャケット、書籍の装画などを手がける
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感想・レビュー
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