出版社内容情報
急増する自殺の背景には気づかれないうつ病が存在すると著者。身近な「うつ」をどう発見し、どう治すか? 最新の研究を混じえて解説。 気分が沈み込んだり、何もする気が起こらなかったりするのは誰もが日常的に経験すること。でもそれが1週間以上も続いて、食欲の減退や不眠も重なるようになったら「うつ病」かもしれない?▼いま「うつ」に苦しむ人が増えている。急増した中高年男性の自殺の背景にも「うつ病」がひそんでいるケースが多い。「うつ病」は「心の風邪」ともいわれるが、「気持ちの問題」として軽視すると、自殺などによる死に至る危険もあるので要注意と著者は警告する。▼著者は慶應病院の精神科に勤務する傍ら、地域や職場のメンタルヘルス向上にも積極的に取り組んでいる、うつ病治療のエキスパートである。本書では、本人にも周りにも人にも気づかれにくいうつ病のサインの解説と併せて、認知療法、SSRIを用いた薬物療法などの最新の治療法を紹介する。「うつ」に苦しむ人たちや、どう接したらよいか悩んでいる家族や同僚をやさしくサポートする一冊である。 ●プロローグ 身近な<うつ>に要注意 ●第1章 うつ病のサイン ●第2章 うつ病はどんな病気か ●第3章 うつ病の心理的治療 ●第4章 うつ病の薬物療法 ●第5章 うつ病の社会的治療 ●エピローグ 社会全体でのサポートを
内容説明
誰もが経験する気持ちの落ち込み。でもそれが一週間以上も続いて眠れなくなったり、食欲が落ちてきたりしたら要注意。「うつ」に苦しむ人が増えている。「うつ病」は「心の風邪」ともいわれるが、「気持ちの問題」として軽視すると、自殺などによる死に至る危険も小さくないと著者は警告する。本書では、本人にも周囲にも気づかれにくい症状の解説と併せて、認知療法、SSRIを用いた薬物療法などの治療法を紹介。辛い気持ちを抱えた多くの人たちをやさしくサポートする。
目次
プロローグ 身近な“うつ”に要注意
第1章 うつ病のサイン
第2章 うつ病はどんな病気か
第3章 うつ病の心理的治療
第4章 うつ病の薬物療法
第5章 うつ病の社会的治療
エピローグ 社会全体でのサポートを
感想・レビュー
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翔亀
kinkin
牧神の午後
清水弘之
猫森