出版社内容情報
日米ガイドラインは有事の現実に対応しているか。そもそも「有事」とはどのような事態なのか……。ビジネスマンと軍学者の知的問答。 「北朝鮮が日本の原子力発電所をゲリラ攻撃してきた場合、防御策はあるのか」「日米ガイドライン関連法案が成立したが、有事の現実事態に完全対応しているのか」「そもそも“有事”とは、どのような事態を指すのか」……▼こうした素朴な疑問に対して、正確に答えられるどころか、平時から考えている日本人は、政府関係者や研究者を除けば皆無といっていいだろう。それもそのはず、政治家が国の安全について言及しようものなら、マスコミが大騒ぎし、政治家生命を奪われてしまうようなお国柄である。その一方で、「テポドン」「不審船」が自国の領空界を往来すると、蜂の巣をつついたような騒ぎになる。▼かくもアンバランスな意識を有する日本人だが、それはマスコミのせいばかりでなく、有事についての想像力を働かせる場がなかったことも大きい。▼本書では、一編集者が読者に代わって素朴な疑問を若き軍学者にぶつける。「日本有事」を考える知的問答集。 ●第1章 有事とは? 日本をめぐる国際緊張の構図 ●第2章 日米関係、そして「自立防衛」構想」は? ●第3章 戦後の国際経済競争システムの課題 ●第4章 日本人の歴史的国防意識は? ●第5章 日本人のキャラクター ●第6章 「日本人の戦争」を武器思想から再考する ●第7章 国内における自衛隊の立場について ●第8章 自衛隊の実力は? ●第9章 わが「ストック情報」へのこだわり
内容説明
自衛隊の実力たるや如何に?日本が戦争に巻き込まれるシナリオは?この安穏とした日々はいつまで続くのか。
目次
第1章 有事とは?日本をめぐる国際緊張の構図
第2章 日米関係、そして「自立防衛」構想は?
第3章 戦後の国際経済競争システムの課題
第4章 日本人の歴史的国防意識は?
第5章 日本人のキャラクター
第6章 「日本人の戦争」を武器思想から再考する
第7章 国内における自衛隊の立場について
第8章 自衛隊の実力は?
第9章 わが「ストック情報」へのこだわり
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