出版社内容情報
キヤノンを世界的企業に育て上げた著者が、21世紀の日本企業のあるべき姿を描きながら、それを実現する「成功の5原則」を解く。 「美しい経営」とは、一言でいって、何ものにもとらわれることなく、「自分で考え、自分で実行する経営」を意味している。したがって、「美しい経営」には批判的精神があふれている。他人のいうことを鵜呑みにしない。他人のいうことで一喜一憂しない。 もう一つは、「美しい経営」は実証的であり、分析的、総合的であって、具体性のある実践経営である。そう言う意味で、「美しい経営」というのは、「経営の科学的アプローチ」といっていいだろう。 大企業のトップであるまえに、物理学専攻の科学者である著者が、物理論文の評価尺度を持ち込んで、「美しい経営」に対する成功の5原則というものをまとめた画期的な経営書。 経営には企業理念が必要であり、それをもとに理念主導の経営を行なう。そこに、美しさの秘密がある。「きれいごと」をいわなくなった企業は競争には勝てない！ ●第1章 二十一世紀に求められる経営のあり方 ●第2章 経営は理念主導型でなければならない ●第3章 経営は時代の流れを創るものでなければならない ●第4章 経営はわかりやすいものでなければならない ●第5章 経営はトリビアルなものであってはならない ●第6章 経営は美しい体系でなければならない
目次
「美しい経営」とは何か―二十一世紀に求められる経営のあり方
「美しい経営」成功の原則（経営は理念主導型でなければならない；経営は時代の流れを創るものでなければならない；経営はわかりやすいものでなければならない；経営はトリビアルなものであってはならない；経営は美しい体系でなければならない）
