消費不況・こうして突破する!―発想の大転換

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消費不況・こうして突破する!―発想の大転換

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569606934
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0030

出版社内容情報

  消費不況から脱し、国民が幸福になるための方策とは? 低所得者層への減税、社会投資の増強、「手作り」生産方式の導入など、安定した平等な社会作りを模索する。  今、日本はGDPの60%を占める個人消費が低迷し、経済が回復しない。経済活性化のために、何が必要か。 本書では、個人消費頼りの経済構造から脱し「社会消費」による景気浮揚策を提唱する。 著者のいう社会消費とは何か。「都市住民が楽しく、快適に、安心して暮せる新しい社会作りにお金を遣うこと」である。日本の場合、社会消費額はG7平均の80%に留まっている。これを20%上げれば景気は一気に回復すると主張する。社会消費を具体的にいうと、[1]国民や子孫のための自然や遺産の保護 [2]都市部の生活インフラの整備 [3]広い住宅の建設と図書館、公園等の公共スペースの充実 [4]高齢者保障の充実、一方で労働の場の確保 [5]地震や不慮の事故に対する国民皆保険の実施 [6]食糧・エネルギー自給率を上げる施策 [7]自主防衛のための国防費の増加、などである。 「国民の幸福」の視点から21世紀日本社会のビジョンを明快に打ち出した建白書。  ●第1章 「大量消費社会」は終わりを告げた ●第2章 投機経済に別れを告げよう ●第3章 個人消費から社会消費へ ●第4章 「独立国の誇り」が活力を呼び戻す

内容説明

都市住民が「楽しく・快適に・安心して」暮らせる、新しい社会づくりに、お金を遣おう!経済を甦らせる逆転の方策の数々。

目次

第1章 「大量消費社会」は終わりを告げた(産業革命の終わりに達した日本;「大量消費社会」から個別消費の時代へ)
第2章 投機経済に別れを告げよう(投機経済がいかに実体経済を妨害しているか;米国流経済への追随をやめよう)
第3章 個人消費から社会消費へ(消費不況打開の切り札は「社会消費」;社会消費の財源をどこに求めるか;脱・自由競争が国民に幸福をもたらす)
第4章 「独立国の誇り」が活力を呼び戻す(「米国べったり」では新しいステージに踏み出せない;自存自衛で日本の良さを取り戻す)