PHP新書<br> 日本銀行・市場化時代の選択

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PHP新書
日本銀行・市場化時代の選択

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569605593
  • NDC分類 338.41
  • Cコード C0230

出版社内容情報

  金融破綻、ビッグバン等、激変する経済環境の中で、日本再生の鍵を握る日銀の役割とこれからの金融行政のあり方を明らかにしていく。  金融のグローバル化、市場化、ハイテク化が進む中で、金融政策の要である各国の中央銀行は競って金融改革に取り組んでいる。 日銀はバブルの生成と崩壊をもたらした金融政策の失敗を教訓に、実に55年ぶりの日銀改正を経てようやく改革の出発点に立った。新通貨ユーロの誕生が象徴する世界市場の大変貌の中、日銀は円を国際化できるか? 本書は、一連の金融危機を招いた日本の護送船団体制を転換し、円を<信頼される国際通貨>とするために、新生・日銀の役割を大胆に提言していく。 目次より、●日本銀行のあゆみと仕組み ●大蔵省改革と日銀法改正 ●独立性の確保はどこまで達成できたか ●マーケットのリーダーたりうるか ●信用秩序を維持するために何をすべきか ●国際社会とこれからの金融政策 金融ビッグバン、国債引き受け、金利調整、日銀特融、円の国際化……。日本経済の浮沈の鍵を握る中央銀行の役割を問い直す意欲作である。  

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Naota_t

0
「日本のお金を管理する」って言っても、財務省や金融庁(元・大蔵省財政部門や金融部門、金融監督庁)もあって、棲み分けもちゃんとある。 今まで、日銀が何をしているのかは、色々本を読んでいるけれど、本書で意識させられたのは、「日本のお金を管理する」というテーゼを、日銀はどういう側面から担当しているのか、ということだった。 話があっちゃこっちゃいって、著者が何を言いたいのか少しわかりにくかったけれど、日本経済の浮沈を握る中央銀行の理解が深まる一冊です。 2013/03/31

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