出版社内容情報
どうすれば説得の達人になれるのか? いかにも「説得された」と相手に思わせずに事を運ぶ方法とは? 情報を武器にする「説得の法則」。 力ずくでも、情でもない。情報の威力で武装した<最強の説得>とは!? 無理強い、詭弁では人を動かせない。説得の成否を分かつのは、押しの強さでも情でもなく、「情報」の使い方である。相手の翻意をうながす決定的な情報とは何か? 困難な状況を乗り切り、一つの目的を貫徹させる交渉術とは? 欧米との丁丁発止、歴史に残る究極の説得など、数々の具体例から説得の「法則」が明らかになる。 本書の構成は、●序章「実践的説得の技術」 ●第1章「説得とは何か」 ●第2章「科学的説得の技術」 ●第3章「説得の達人たち」 ●第4章「説得の現場」 ●第5章「デジタル時代の説得術」である。 著者が実際に、技術分野の日米交渉でかけひきをした経験のほか、松下幸之助の巧みな説得術や南極研究家・西堀栄三郎の破天荒な体当たり説得術など、説得の成功例を豊富に取り上げる。 データと情報の威力を知り尽くした著者が解き明かす、成功する説得の<実践法>。