出版社内容情報
遺伝子と生命の謎を解く、格好の入門書。
ガン、難病の克服、オーダーメード医療、バイオ食品、クローン人間の登場……。ゲノム社会のゆくえを易しく読み解いた格好の入門書。
「21世紀はゲノム(遺伝子)情報にもとづく新しい生命科学の時代だ」といわれている。
▼「ゲノム」とは、生物ごとの固有な遺伝情報のワンセットをさす言葉であり、したがって、「ヒトゲノム」とは、人間の全遺伝情報のことである。
▼現在、世界の最先端で行なわれている「ゲノム解読」は、いったい人類に何をもたらすのか?
▼「ゲノム研究」によって加速される、「遺伝子組み換え技術」の置かれている現状と行方とは?
▼「遺伝子治療」の進展によって、難病の克服は可能となるのか? それはどのようになされるのか?
▼さまざまな注目が集まる中で、今日もこの分野の新しい研究成果がもたらされている。最先端の世界を知り、未来が持つ可能性に読者をいざなう、コンパクトな入門書。
●第1章 ゲノム世紀の到来
●第2章 遺伝子は21世紀の資源
●第3章 ゲノム解読はビジネスを変えるか
●第4章 ヒトゲノム解析と医療革命
●第5章 ヒトゲノムに関する諸問題
●第6章 ヒトゲノムがさらに身近になる話題
内容説明
「21世紀はゲノム(遺伝子)情報にもとづく新しい生命科学の時代だ」と言われている。「ゲノム」とは、生物ごとの固有な遺伝情報のワンセットをさす言葉であり、「ヒトゲノム」とは、人間の全遺伝情報のことである。現在、世界の最先端で行われている「ゲノム解読」は、いったい人類に何をもたらすのか。本書では、その最先端の世界へと読者をいざなうとともに、きたるべき未来図をわかりやすく描く。
目次
第1章 ゲノム世紀の到来
第2章 遺伝子は二十一世紀の資源
第3章 ゲノム解読はビジネスを変えるか
第4章 ヒトゲノム解析と医療革命
第5章 ヒトゲノムに関する諸問題
第6章 ヒトゲノムがさらに身近になる話題
著者等紹介
中原英臣[ナカハラヒデオミ]
1945年、東京生まれ。東京慈恵会医科大学卒業。医学博士。1977年から79年まで、米国セントルイス・ワシントン大学でバイオ研究に携わる。現在、山野美容芸術短期大学教授、ニューヨーク科学アカデミー会員
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