出版社内容情報
人生、ビジネスにおける成功への生き方とは。
一代で京セラを造り上げ、次々と新事業に挑戦する著者の、人生、ビジネスにおける成功への生き方とは? ロングセラー待望の文庫化。
いまだ不況感が漂う日本経済の中にあって、いまも次々と新事業に挑戦し、成果を上げ続けている稲盛和夫。しかし、そんな稲盛にも悩みがなかった訳ではない。
▼米国の電子部品メーカーを買収した際、京セラを成長させてきた経営理念・経営方針に従って現地でも会社を運営して欲しいと米国の経営幹部に求めた。ところが、個人主義が徹底した米国には、日本的経営をベースにした稲盛の経営哲学は容易に受け入れられなかった。
▼稲盛は自らが講師となり、京セラの経営哲学を説き、細細とした質問にも誠意をもって答えた。その結果、感動のうちに理解を得られたのである。
▼本書は、その稲盛と米国側経営責任者達との勉強会のテーマとなった「人生とはいかにあるべきか」というまさに哲学的な問題から、企業の使命、働き方の指針まで、稲盛の経営哲学をまとめたものである。しかし、それは一企業人に止まらぬ普遍的な人生とビジネスの成功哲学であることはいうまでもない。
[1]人生で成功するには
●成功のための方程式
●能力
●熱意
●考え方
[2]ビジネスで成功するには
●情熱
●利益
●願望
●誠実さ
●真の強さ
●創意工夫
●積極思考
●決してあきらめない
内容説明
京セラを世界的な企業に育て上げ、いまも次々と新事業に挑戦し続ける稲盛和夫。その創業のベースは、「人間として正しいことを追求すること」であったという。本書は業容が拡大していく過程で、自ら講師となり、社員に向かって「京セラの経営哲学」を熱く語った勉強会の記録である。しかしそれは、一企業人にとどまらぬ、普遍的な人生とビジネスの成功哲学でもある。ロングセラー、待望の文庫化。
目次
1 人生で成功するには―HOW TO SUCCEED IN LIFE(成功のための方程式;能力;熱意;考え方)
2 ビジネスで成功するには―HOW TO SUCCEED IN BUSINESS(情熱―PASSION;利益―PROFIT;願望―AMBITION;誠実さ―SINCERITY;真の強さ―STRENGTH;創意工夫―INNOVATION;積極思考―OPTIMISM;決してあきらめない―NEVER GIVE UP)