内容説明
「元禄御畳奉行」の朝日文左衛門や奇才・南方熊楠など、確かな視点で、ユニークな人物を発掘してきた神坂氏が、各界識者との出会いの中で謳いあげる歴史と人間の賛歌。
目次
長谷川伸・万華鏡の魅力(木村尚三郎)
「元禄サラリーマン」の実生活(奥野健男)
ビジネスの原点は元禄にあり(堺屋太一)
元禄女が身近に感じられます(万田久子)
人間・南方熊楠(北杜夫)
素顔の「父」(南方文枝)
紀伊の国・熊野の国(梅原猛)
参勤交代に見る武士の宿命(山本博文)
紀州のコメ将軍・尾張の詩人(林董一)
江戸時代も女の力はすごかった(有馬稲子)
「女房」ほど怖いものはない(木村尚三郎)
「天馬の歌」が聞こえるか(渡部昇一)