内容説明
「カオリ」が迷いこんだ愉快なネコ達の世界。ラグビー少女の不思議な冒険、そしていつしか、試合は白熱、興奮へ…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ポップノア@背番号16
80
【再読】逸れて来たラグビーボールを捕り損ね、意識を失うカオリ。目覚めるとネコになっていた(なんでや!?) そしてそこには誰も知らないネコのラグビー場が…。当時、スポーツキャスターをされていた作者のファンだった私に彼女がくれた誕プレ。僅か百ページ強の絵本のようなファンタジーな本書をなぜ選んだかは今となっては永遠に謎です(笑) 登場猫が多い割にはラグビーの場面は少なく物足りなさは否めませんが、「何も起きない日はないから慌てることはない」とカオリを慰めるトムの言葉は良かった。ただの夢オチで終わらなかったのもね。2020/07/18
ハヤヒデ
1
羽子板を思わせる、福福とした立体的な猫たちが可愛いです。 ノンフィクションライターとしてのイメージが強い著者がこんなに素敵な物語を書かれていたとは驚きです。 2020/09/09