内容説明
いかなるリーダーシップとパートナーシップが今、日本に求められるのか?新しい世界秩序を構成する者として、日本がどう振舞うべきかを、気鋭の国際政治学者が歴史的視点から洞察する。
目次
第1部 米・欧・日パートナーシップ(アメリカから伸びる影―日米破局の教訓;危機の似合うイギリス―新“日英同盟”の可能性;ヨーロッパからきこえる音―統合ECの息吹;冷戦後の世界と日本の選択―重層的協調システムのなかの日本)
第2部 日本社会とリーダーシップ(日本外交の意思決定―「中空」政治文化をこえて;裁かれたもの、裁かれなかったもの―東京裁判の検証;「二つの戦後」をどう生きるか)