出版社内容情報
佐藤雅彦氏と、そのクリエイティブチームが生み出した「新しい分かり方」「新しい身体知覚」をテーマとした作品集です。佐藤氏は、「2枚の絵の差をとることで、新しい何かが分かる」をキーコンセプトに、4年かけて、アニメーションでもなく、マンガでもない、新しいビジュアル表現を開発していきました。2コマのビジュアルを順番に見ていくと、脳や身体に、ありありと「ある感触」が生まれます。すべての作品には、佐藤氏の解説が付きます。その解説を読み、また作品を見ると、より深く「ある独特の感覚」を味わうことができます。脳科学者・茂木
内容説明
常に「新しい表現」を世の中に提示し続けてきた慶応大学・佐藤雅彦研究室期待から生まれた次の表現。脳科学者茂木健一郎氏との対談「差分と気配」を収録。
目次
第1章 点だけで分かる動きと形
第2章 差分による現実の捨象
第3章 差分によって露見した人間特有の認知(論説)
第4章 差分が生み出す新しい独特な感覚
対談 「差分と気配」(佐藤雅彦×茂木健一郎)
附章 表現としての差分「新しい分かり方」
著者等紹介
佐藤雅彦[サトウマサヒコ]
東京藝術大学大学院映像研究科教授/慶應義塾大学環境情報学部特別招聘教授。独自の方法や考え方で、映像、アニメーション、グラフィック、教育方法、脳科学と表現の研究など、分野を超えた活動を行っている。1999年より開始した慶應義塾大学佐藤雅彦研究室の「概念を重視した表現」や、研究室が番組に参画するNHK教育テレビ『ピタゴラスイッチ』が注目を集める
菅俊一[スゲシュンイチ]
1980年生。2005年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。在学中は佐藤雅彦研究室に所属し、卒業後はピープル株式会社にて、乳幼児玩具の企画・開発に携わる。慶應義塾大学SFC研究所訪問研究員
石川将也[イシカワマサヤ]
1980年生。2005年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。在学中は佐藤雅彦研究室に所属。2007年現在、慶應義塾大学SFC研究所訪問研究員。企画事務所トピックス所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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けんとまん1007
アマヤドリ
ごま