内容説明
食べられる印刷・電気を通す印刷・絵が動く印刷など工場から生まれた発想をもとに約30種類の特殊印刷加工の現場と工程、そこから起こる魔法を公開。
目次
第1章 印刷(可食印刷―食物性のインキを使った食べられる印刷;長台印刷+点字印刷―長さ50mの超ロング印刷/印刷でつくられた点字;木目印刷―本物の木目そっくりな仕上がりの印刷 ほか)
第2章 加工(ディフラ―見る角度で色が変わる不思議な箔押;型抜―型で抜いて切れ目や折れ目を付ける加工;ラミネート加工―雑誌の表紙などで使われる表面加工 ほか)
第3章 番外編(製紙―茶葉を混ぜたオリジナルの紙をつくる?;調色―印刷用インキを混ぜて特定の色に;染色―温度によって色が変わる特殊な染色 ほか)
著者等紹介
高橋正実[タカハシマサミ]
1974年東京生まれ。桑沢デザイン研究所グラフィックデザイン研究科卒業。97年よりMASAMI DESIGN主宰。デザインを社会の問題解決策の一つと捉え、様々な仕事と独自のスタンスで、分野にとらわれることなく社会と関わっているデザイナー。コンセプトワークを得意とするところから、グラフィック、パッケージ、インダストリアル、プロダクト、空間、科学研究分野、地域開発、執筆等仕事は多岐に渡る。ものづくりの現場との関わりは広く、深く、新しい技術や仕組み、アイデア、そして研究開発を含め、多くの実績を残し、大きな影響を社会にもたらしている。また、東京書籍社会科教科書のデザイン、内容の執筆に携わり、2005年より、東京書籍小学校社会科教科書六年生下巻、人権問題のページにデザイナーとして紹介され、デザイナーという職業が全国で初めて教科書に登場したきっかけの人物でもある。毎年、大学での講議その他講演等も多数行っている。特技は、逆さ言葉、暗算、工場の機械の音で踊れる事!2003年NYADC特別優秀賞、2005年NYADC特別優秀賞、日本パッケージ大賞2003銀賞、日本パッケージ大賞2005特別賞、2005年第1回「すみだものづくり企業大賞2005」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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