出版社内容情報
「国民教育の理念」「民族の独立と国民教育」「国民教育の実践と研究」の三部で構成。著者自選の作品群「1960年以降教育論稿及び講演」を増補。
目次
国民教育の理念（国民形成の教育―「国民教育」の理念によせて；世界史の新段階と国民教育）
民族の独立と国民教育（民族の独立と国民教育の課題；日本における独立の問題）
国民教育の実践と研究（国民教育における愛と認識の問題；現場教師の国民教育研究；教育研究の意味と存在理由；国民教育としての文学教育；国民教育としての大学教育―現代における学問の課題と文字の役割）
補遺（世界史的現実と国民教育；「軍備全廃時代」を創る教師；安保闘争と国民教育；明日の日本を教師は築く；国際政治と教育；世界史の動向と国民教育―教育研究における二、三の視点；世界史の動向と国民教育の課題；学問の民主化と地域研究の意義；教育・学問の民主化と国民教育の課題；教育研究の国民的課題；民族の歴史的課題と国民教育の任務）
