内容説明
本書は前半でゲノムサイエンスの現状を述べ、後半でそれをふまえた微生物の分子遺伝、ことに細胞分裂や細胞分化に関与する遺伝子を中心に解説した新しいタイプのテキスト・参考書である。
目次
1部 ゲノムサイエンス(分子遺伝学の誕生;遺伝子研究の方法;全ゲノムシークエンス;ゲノムの比較;ポストゲノムシークエンス)
2部 微生物分子遺伝学(代謝、構造、生理活性;DNA複製の遺伝的制御;細胞分裂の遺伝的制御;増殖か分化か)
著者等紹介
定家義人[サダイエヨシト]
1968年東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了。国立遺伝学研究所助教授を経て、1999年埼玉大学理学部分子生物学科教授。理学博士
松本幸次[マツモトコウジ]
1978年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。上智大学理工学部講師を経て、1996年埼玉大学理学部分子生物学科教授。理学博士
原弘志[ハラヒロシ]
1984年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。国立遺伝学研究所助手を経て、1998年埼玉大学理学部分子生物学科助教授。理学博士
朝井計[アサイケイ]
1996年東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了。奈良先端科学技術大学院大学助手を経て、2003年埼玉大学理学部分子生物学科助教授。博士(農学)
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