内容説明
認知心理学、認知科学の研究者という著者自身の個人的な経験をもとに、「知」の生産・流通・消費の現場を紹介し、「知」をめぐって縦横無尽に論考した書。記憶やコンピュータ、ミスなど、「認知と学習の心理学」に関連するテーマが具体的なエピソードと絡めてまとめられており、一般的な教科書とは違った知的好奇心を高めてくれる。
目次
1章 早起きをする―自己コントロール力
2章 記憶の衰えとなじむ―記憶力
3章 ミスとともに―ミス耐性力
4章 書く―情報生成力
5章 コンピュータで仕事をする―知的道具活用力
6章 研究する―研究力
7章 本をつくる―情報編集力
8章 大学で教える―授業力
9章 コンピュータ・ゲームで楽しむ―知的娯楽力
10章 テニスをする―運動上達力
11章 ドライブする―安全保持力