内容説明
本書では、ライフサイクルの中で最も早い時期である乳幼児期の人間関係の諸相を取り上げる。乳幼児の発達に関する今日までの研究と諸学説を概観するとともに、父子関係の意義や障害児教育のあり方など近年クローズアップされてきたテーマにも多くの紙数をあてている。生物学や文化人類学等の新しい知見も含め幅広い視野から問題を捉えながら、生涯発達における乳幼児期の重要性について論じている。
目次
第1章 乳幼児期の人間関係の発達的意義
第2章 乳幼児期の人間関係の研究法
第3章 母と子のかかわり
第4章 父と子のかかわり
第5章 仲間関係の発達
第6章 ハンディギャップをもつ乳幼児の人間関係
第7章 比較文化的にみた人間関係の基礎
第8章 乳幼児の精神衛生と家族への援助
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