科学としての心理学―理論とは何か?なぜ必要か?どう構築するか?

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  • サイズ A5判/ページ数 178p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784563056773
  • NDC分類 140.1
  • Cコード C3011

内容説明

本書は、いままで議論されることの少なかった、科学としてみた心理学の理論上の問題について、理論の本質・必要性・構築方略という三つの柱から論じた書である。8人の研究者がそれぞれ1章をさいて、専門的な立場から理論に関する個人的見解を述べている。そして、熱っぽく議論が交わされた座談会を収録した最終章では、論点の共通性や相違点が浮き彫りにされる。

目次

1章 相互チェック・システムの一翼としての理論
2章 心理学理論の特徴とその生成・検証のプロセス
3章 理論構築・援用・統合の諸方略
4章 心理学における理論の意義と効用―知覚研究を例として
5章 意識の神経相関問題
6章 個人研究史のなかの仮説・理論
7章 心理学における理論とその検証
8章 数理の立場からみた心理学理論
9章 座談会抄録

著者等紹介

森正義彦[モリマサヨシヒコ]
1960年東京大学教育学部卒業。1965年東京大学大学院教育学研究科修了。岡山大学教育学部助手。1980年同教授(同大学院教育学研究科教授兼任)。1994年岡山大学名誉教授。創価大学教育学部教授(同大学院文学研究科教授兼任)。1996年創価大学教育学部長(~2002年)。1998年日本理論心理学会会長(~現在、2002年から理事長と改称)。2003年日本心理学諸学会連合副理事長(~現在)

市川伸一[イチカワシンイチ]
東京大学大学院教育学研究科教授。文学博士。専門は認知心理学、教育心理学

江川〓成[エガワビンセイ]
東京学芸大学教育学部教授。文学修士。専門は教育心理学、カウンセリング心理学

大山正[オオヤマタダス]
元東京大学文学部・日本大学文理学部教授。文学博士。専門は実験心理学

苧阪直行[オサカナオユキ]
京都大学大学院文学研究科教授。文学博士。専門は実験心理学
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感想・レビュー

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もるもる

2
まずタイトルがミスリード。「理論科学としての心理学」とかにすべき。言ってる事はわかるけど、ぐだぐだで前に進んでいる気がせず、やはり心理学においては理論は役に立つ時は採用こそすれども、理論が主体には成り難いのかなと思った。2010/11/18

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