内容説明
心理学を専攻としない一般教育課程の学生が、今の自分をみつめ、これまでを振り返り、さらに社会に出ていくこれからを考える際に役に立つ心理学の知識、ものの見方や考え方を、大学生のもつ疑問や視点に則して解説している。従来のテキストのように心理学の諸領域を順序だてて体系的に記述するのではなく,事例や逸話など生活レベルから始めた話に心理学的な概念をとり入れていき、さらにその理解や意味づけを深めていく。心理学の基本的用語は太字で示し、コラム、課題、ブックリストを掲載し、学問としてのおもしろさをも感得できる新しい形式のテキストである。
目次
第1部 わかり合うために
第2部 大学生にとっての“今”
第3部 大学生にとっての“これまで”
第4部 大学生にとっての“これから”
第5部 わかり合うために・再び