内容説明
本書は、カルシウム研究の現状を概観し、情報伝達を中心としたカルシウムについて解説するだけでなく、生命現象の基本としてのカルシウムについても言及したものである。生物学や医学、薬学の領域をはじめ、脳・神経や生体膜の研究に関連する諸分野の学生・研究者にとって大変有用な参考書である。
目次
1 カルシウムの物理化学
2 カルシウムダイナミックスの研究法
3 情報伝達物質としてのCa2+の役割
4 生体機能制御因子としての細胞内カルシウム
5 カルシウムの生体内分布とホメオスタシス
6 江橋先生とカルシウム