内容説明
新しい計算パラダイムの模索と新型コンピュータの開発が求められて久しい。本書は、“DNAコンピュータ”を中心に、“分子コンピューティング”の現在と将来への展望について、我が国の第一線で活躍中の研究者によって書き下ろされた臨場感あふれる啓蒙的解説書である。
目次
1 DNA計算のあけぼの
2 歴史的背景
3 DNA計算の理論モデル
4 実験的アプローチ
5 海外における注目すべき研究
6 将来展望
著者等紹介
萩谷昌己[ハギヤマサミ]
1980年東京大学理学部情報科学科卒。1982年同大学院理学系研究科修士課程修了(理学博士)。現在、東京大学大学院情報理工学系研究科教授
横森貴[ヨコモリタカシ]
1974年東京大学理学部数学科卒。1979年同大学院理学系研究科博士課程修了(理学博士)。現在、早稲田大学教育学部教授
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