出版社内容情報
金正日の死去を経て、北朝鮮は新たな段階に突入した。権力の内部構造は、軍事戦略はどう変わるか。20年以上にわたって東アジアの軍事情勢、情報戦略を最前線で研究してきた軍事アナリストが解き明かす、危険な国家の実態!
内容説明
金正日の死去を経て、北朝鮮は新たな段階に突入した。権力の内部構造はどのようになるのか。軍事戦略で何が行われているのか。政変の起こる可能性はあるのか。どのようなシナリオで起こるのか。如何なる国家に変貌するのか。軍事行動分析で国家の謎のベールを剥ぐ。
目次
第1章 北朝鮮政権内部の動き
第2章 北朝鮮の軍事体制・軍事戦略
第3章 北朝鮮の軍事危機レベルは高まっている
第4章 核開発の実情と核戦略
第5章 長射程・大型化する弾道ミサイル開発
第6章 勝ち目を徹底的に追求する軍事力
第7章 北朝鮮経済の現状は
第8章 不満が増大しつつある北朝鮮社会
第9章 北朝鮮と諸国との関係
第10章 北朝鮮の将来(政変・崩壊の可能性とシナリオ)
著者等紹介
西村金一[ニシムラキンイチ]
1952年生まれ。’68年陸上自衛隊少年工科学校入校(電子工学)、’76年法政大学卒業、’78年陸上自衛隊幹部候補生学校入校、第1特科連隊、第1空挺団、幹部学校指揮幕僚課程(CGS)修了、防衛省・統合幕僚監部・陸上自衛隊・情報本部の情報分析官、三菱総合研究所産業技術部研修、防衛研究所研究員、第12師団第2部長、幹部学校戦略教官室副室長等として勤務した。’08年三菱総合研究所国際政策研究グループ専門研究員、’11年から軍事・情報戦略アナリスト(ディフェンス・リサーチ・センター専任研究委員兼任)として独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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