出版社内容情報
古代から現代まで、人類の美味への終わりなき探求の軌跡をたどる。食はいかにして芸術に磨き上げられたのか。習慣、生活様式を大きく変化させ、時には戦争の原因にすらなった「美食」への人類のあくなき探求を描く興味深い文化史。
内容説明
美食は、あくなき研鑽のたまものである。人類は、古代から未知なる食物を求めて世界中を旅してきた。また、食は我々の習慣、生活様式を大きく変化させ、時には戦争の原因にすらなった。様々な食材の古代から現代までの変遷と、食に命を捧げ、芸術へと磨き上げた人々の人生がおりなす歴史をあざやかに描く。
目次
第1章 スパイスの道
第2章 テーブルへどうぞ!
第3章 指からフォークへ
第4章 塩―王の白い黄金
第5章 ラ・カンティニ氏の梨
第6章 司厨長ヴァテルが自ら命を絶った理由
第7章 刺激的な嗜好品―茶、コーヒー、それともチョコレート?
第8章 シャンパンの魅惑の物語
第9章 パルマンティエ氏のじゃがいも
第10章 チーズの冒険―バビロンからマリー・アレルへ
第11章 レストラン、癒やしの食
著者等紹介
ジェリネ,パトリス[ジェリネ,パトリス][G´elinet,Patrice]
1946年生まれ。以前は歴史学の講師をしていたが、1984年ラジオ・フランスの文化専門局フランス・キュルチュールでラジオの仕事を開始し、司会者とプロデューサーを務める。ラジオ・フランスのニュース専門局フランス・アンテールで人気番組“2000 ans d’ Histoire(2000年の歴史)”を制作、2011年1月まで自らの司会で歴史の決定的場面を紹介してきた
北村陽子[キタムラヨウコ]
翻訳家。東京都生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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