図説世界の「最悪」クルマ大全

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  • サイズ A5判/ページ数 315p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784562046577
  • NDC分類 537.92
  • Cコード C0076

出版社内容情報

マセラティ、日産、マツダ、シボレー、フィアットなどの名車とともに駄車が生みだされていく。買った瞬間から錆びるドア、高級感溢れる木目シール、戦慄のステアリング、エンジンの爆音…。誉れ高いあのクルマも実は「最悪」だった!

【編集者からのコメント】
「プラスチックの派手な化け物」から「ブリキのオイル缶」まで、世界のクルマ150をめった斬り!

【著者紹介】
ベテランのモーター・ジャーナリストにして作家。『クラシックカー事典』、『改造車と特注車』をはじめ、さまざまな本に携わっている。英国の自動車雑誌“Auto Express”で活躍中。

内容説明

あっという間にサビつく車体、力を入れても微動だにしないハンドル、スケートのような足まわり、べかべかのダサすぎる内装……。世界の名車からあの人気車まで一刀両断の150台。名車も迷車も一刀両断フルカラーで大解剖。

目次

作りが悪いにも程がある
設計ミスもはなはだしい
少しは採算も考えろ
名前を変えればいいってものじゃない
とにもかくにも、ひどい
監訳者あとがき

著者等紹介

チータム,クレイグ[チータム,クレイグ][Cheetham,Craig]
ベテランのモーター・ジャーナリストにして作家。イギリスの自動車雑誌“Auto Express”で活躍中

川上完[カワカミカン]
モータージャーナリスト。特にクラシックカーやオールドカー、メーカーおよびブランドの歴史に造詣が深い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジョニーウォーカー

11
特定のメーカー・車種をここまで名指しで酷評した本も珍しい。レクサスSC430を「センス皆無の高級車」と断じ、日産レセナを「車輪の付いたゴキブリ」とぶった斬る、英国ジャーナリストの口の悪さといったらもう…ちょっと爽快なレベルだ。また、見ていて驚くのは、世界には自分の知らない自動車メーカーがたくさんあるということ。チェコやポーランド、マレーシアやイランの車まである。各車はすべてカラー写真で紹介されており、スペックや発売当時の広告ポスターまで収録。クルマ好きでなくても十分に楽しめる珍車カタログに仕上がっている。2011/03/08

カスミ・トス

4
人が死ぬリスクがあるのにコストを優先して直さずに出したフォード・ピント、何十年も同じ姿のまま製造し続けたトラバント、昔のルノーやランチア、ブリテッシュレイモンドや共産圏の車など、欠陥だらけの車だけを取り扱った本なのですが、日本懐かしクルマ大全と同じく当時の時代背景やメーカーや国自体の問題は書かれていないため、当時のことがわからないと理解できないものが多いです。特にブリテッシュレイモンドや共産圏系はメーカーや国自体に問題があるのですが、それが書かれておらず個別の車種の説明だけなのが残念です。2019/07/22

銀獅子王の憂鬱

3
よくもこれだけ集めたなーというくらいのダメ車リスト。単に気持ち悪いデザインから根本的な欠陥車まで著者のコメントをともに酷評している。各車はカタログや資料からとった綺麗な写真しか掲載されていなが、実際のダメな箇所の写真も欲しかった。 それと値段が書いてあればもっと楽しめたかも。 個人的にはレンタカーでアメ車に何度も乗った事があるが、いまだに続くシートのフカフカ感や足回りのダメさなど、ふんふんと共感しながら読めた。2011/03/25

カール

2
この知性と理性を感じさせるこの毒舌。これが本場のブリティッシュスタイルなのか。貶し、こき下ろし、ひっちゃかめっちゃかに叩く。ここまで来ると清々しい。絶対大なり小なり悪意はあるのだろうけど、ネットによくある作品に対するヘイトを爆発させた見る価値の無いレビューと比べると、こちらの方が断然面白く。不快な気分にならないだけ、この本に軍配が上がるだろう。車の記事を見ると車会社からお金をもらっているとしか思えない御用記者もいるものだから、ここまで車をこき下ろす本は逆に新鮮。図説の本ながらも最後まで楽しく読めた。2017/05/15

ゐ こんかにぺ

2
イギリス人は自動車ジャーナリストになると口の悪くなる病気にでもかかってるのでしょうか(褒め言葉)2017/06/26

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