出版社内容情報
家族が決めた完璧な相手と結婚する。
それが公爵令嬢として生まれたヘロの定め。
たとえ愛がなくても――
ところが婚約発表が行われる舞踏会のさなか、
衣装を直そうと入った別室で、ヘロは美しい緑の瞳をした男性に唇を奪われてしまう。
彼が婚約者の弟グリフィン・リーディング卿だと知ったのは、そのあとのことだった。
義弟となる彼は、ヘロにある取引を持ちかけてきて……
内容説明
家族が決めた完璧な男性と結婚する―それが公爵令嬢ヘロの定め。そして迎えた婚約発表の舞踏会の夜。ヘロがドレスを直そうと立ち寄った小部屋で、偶然居合わせたのは美しい緑の瞳の男性だった。「いい子だ―」彼はそうささやき、あたたかく大きな人さし指をヘロの唇にあて、言葉巧みに誘惑してくる。公爵令嬢にひるむこともない。この悪党は誰?誘惑を振り切りやっとのことで舞踏室に戻ったヘロは、婚約者の弟グリフィン・リーディング卿を紹介されて息をのんだ。そこにいたのは、先ほどの無礼な緑の瞳の男!彼は真面目な兄と何もかもが正反対で、悪名高い放蕩者だった。しかし本当の彼は、金に疎い兄の代わりに一家の華やかな生活を支えるため、家族に秘密でジンの密造に手を染め、悪役を一手に引き受けていた。真実を知らないヘロは貧民街の孤児院を訪れたときにグリフィンと再会し、ある取引を交わすが…。
著者等紹介
ホイト,エリザベス[ホイト,エリザベス][Hoyt,Elizabeth]
イリノイ州中部に、夫と2人の子供と暮らす。NYタイムズ紙、USAトゥディ紙のヒストリカル・ロマンス・ベストセラー作家。ジュリア・ハーパー名義でコンテンポラリー・ロマンスも執筆。米国最大のロマンス・レビューサイト「All About Romance」において2006年度の最優秀新人作家賞を受賞し、デビュー作『あなたという仮面の下は』はMost Luscious Love Storyに選ばれるほか、ロマンティック・タイムズ誌のレビュワーズチョイス賞を受賞。また、2008年の『道化師と内気な花嫁』でRITA賞ファイナリストに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
菫子
Miyuki_fsog
たまきら
ベルるるる
じょう