出版社内容情報
貧民街で孤児院を営むテンペランス。資金難に悩む彼女の前に危険な香りを漂わせるケール卿が現れ、孤児院の救済と引き換えに街の道案内を依頼される。この取引の真の目的とは……!?
内容説明
貧民街セントジャイルズで、弟とともに孤児院を営むテンペランス。弱い子供に手を差し伸べずにはいられない彼女だが、資金離で立ち退きを余儀なくされていた。そんなある日、銀髪に黒マントという出で立ちのケール卿が孤児院を訪れた。冷酷と悪名高い紳士だ。孤児院の救済と引き換えに、この界隈の道案内を頼みたいという。だが彼の本当の目的は、ある殺人鬼を捜しだすこと。そうとは知らず危険な捜査に同行することになってしまったテンペランスだが、なぜか彼のそばにいると安心し、普段は語ることのない苦労を打ち明けてしまう。ケール卿もまた、無垢で清らかな心のテンペランスに惹かれ、熱いキスを重ねる。しかし彼女には情熱に身を任せることができない過去の思い出が…。そんなとき、捜査を阻むように街では次々と殺人事件が起こり、二人にも魔の手が迫る。
著者等紹介
ホイト,エリザベス[ホイト,エリザベス][Hoyt,Elizabeth]
イリノイ州中部に、夫と2人の子供とともに暮らす。NYタイムズ紙、USAトゥディ紙のヒストリカル・ロマンス・ベストセラー作家。ジュリア・ハーパー名義でコンテンポラリー・ロマンスも執筆。米国最大のロマンス・レビューサイト「All About Romance」において2006年度の最優秀新人作家賞を受賞し、デビュー作『あなたという仮面の下は』はMost Luscious Love Storyに選ばれるほか、ロマンティック・タイムズ誌のレビュワーズチョイス賞を受賞。また、2008年の『道化師と内気な花嫁』でRITA賞ファイナリストに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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