ライムブックス 道化師と内気な花嫁

ホイト，エリザベス【著】〈Ｈｏｙｔ，Ｅｌｉｚａｂｅｔｈ〉/岡本 千晶【訳】

原書房（2011/12発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 494p／高さ 15cm
• 商品コード 9784562044238
• NDC分類 933
• Cコード C0197

出版社内容情報

「代わりに私と結婚してください」内気なメリサンドが勇気を振り絞り求婚したのは片想いの子爵ジャスパー。数時間前に教会で花嫁に逃げられたばかりの彼は驚いた。でもメリサンドだけが陽気なふりをする彼の真実の姿を知っていた…

内容説明

「代わりにわたしと結婚してください」結婚式当日にまたもや婚約破棄され、意気消沈していた子爵ジャスパーに、名家の令嬢メリサンドが結婚を申し出た。あまりに唐突で驚かれたが、内気な彼女自身も普段では考えられない発言をしてしまったことに驚いていた。しかし５年前のあるパーティで、陽気な子爵がじつは心にただならぬ傷を負って苦悩している姿を目撃して以来、ずっと彼に想いを寄せていたのだ。そんなことはつゆ知らず、彼女の大胆さに感服したジャスパーは申し出を受け入れた。晴れて妻となったメリサンドだったが熱い想いを素直に示すことができず、忙しい夫とはすれ違うばかり。そんなある日、ジャスパーは自分の落とした何でもない服のボタンを、妻が宝物のように大切にしまいこんでいることを知って…。『ひめごとは貴婦人の香り』続編登場！センシュアルなおとぎ話の世界へ―。

著者等紹介

ホイト，エリザベス［ホイト，エリザベス］［Ｈｏｙｔ，Ｅｌｉｚａｂｅｔｈ］
イリノイ州中部に、夫と２人の子供と暮らす。ＮＹタイムズ紙、ＵＳＡトゥディ紙のヒストリカル・ロマンス・ベストセラー作家。ジュリア・ハーパー名義でコンテンポラリー・ロマンスも執筆。米国最大のロマンス・レビューサイト「Ａｌｌ　Ａｂｏｕｔ　Ｒｏｍａｎｃｅ」において２００６年度の最優秀新人作家賞を受賞し、デビュー作『あなたという仮面の下は』（“Ｔｈｅ　Ｒａｖｅｎ　Ｐｒｉｎｃｅ”）はＭｏｓｔ　Ｌｕｓｃｉｏｕｓ　Ｌｏｖｅ　Ｓｔｏｒｙに選ばれるほか、ロマンティック・タイムズ誌のレビュワーズチョイス賞を受賞。また、『道化師と内気な花嫁』でＲＩＴＡ賞のファイナリストに（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[たまきら]

あはは、犬が前面に出てるよこの表紙！お話でも生き生きと駆け回っていますがね。とぼけたふりをして辛い過去を隠している男子。辛い恋に破れた後ひっそりと道化師のような男に片思いしていた女子。お互いの分厚い壁が徐々に剥がされていくのが面白かった。巧みに謎は引き継がれるし。次回はこの男子で決まりだな！あっ！女子はもしや…と思いつつ読み、当たるとにやりとしてしまうのは…中毒者だからなのか？お約束の童話も好みでした～。

2018/12/03

[Miyuki_fsog]

『四人の兵士の伝説』2作目 前作にも 頻繁に登場していたこの二人かH/Hと知らずに… 前作ヒロインから 今回のヒーロー･ジャスパーを託されたヒロイン･メリサンドは秘かに5年間もジャスパーを愛していた❤しかし、ジャスパーはメリサンドの名前はもちろん 存在すら認識していなかった！切なすぎる(ToT) そして 二人の新婚初夜があまりにも… 次作に すすみます♪

2018/08/04

[アネム]

何度目かの再読。大好きです。

2018/03/21

[Mrs.涼子]

面白かったぁ。ヒロインの事情（地雷の人もいるかも）にはビックリ！脇役も含めて会話が楽しい。犬も存在感があるし。次作も期待！

2011/12/10

[すっちゃん]

⭐️⭐️⭐️ ヒーローが、名前も知らなかったヒロインと結婚してから、愛情が芽生える様子は微笑ましい。だが、何だろうか、様々な所でヒロインに対する違和感が拭えないまま読了。サブロマンスの方がすっきりしていたかも。

2017/11/27