出版社内容情報
貿易商として成功しているサム。過去の事件の真相を探るため伯爵令嬢で未亡人のレディ・エメリーンの隣家を借り、妹の付き添いを依頼する。社交界に入り込んで真犯人を見つけるためだ。だが次第に美しいエメリーンに惹かれていく…
内容説明
洗練されたロンドン社交界にあって、レディ・エメリーンはまさに貴婦人のかがみ。未亡人でありながら美しく聡明な彼女に、社交界デビューの付き添い人を依頼する者はあとを絶たない。そんな彼女も今度の依頼者には戸惑いを隠せなかった。植民地ボストンで財を成した貿易商サムが妹の付き添いを頼んできたためだ。粗野で危険な香りのする彼は上流社会のルールなどまるで気にかけておらず、エメリーンの心はざわめく。しかし、サムにはエメリーンに近づく別の理由があった。6年前の戦争でサムの部隊が敵に急襲され、生き残った彼はあの時の裏切り者を見つけ出すため、社交界に入りこむ必要があったのだ。住む世界が違うサムをいくら拒もうとしても、エメリーンは男らしく大胆な彼を前にすると、今まで封印してきた情熱が自分の中に宿るのを感じ…。おとぎ話になぞられた、センシュアルなヒストリカル・ロマンス。
著者等紹介
ホイト,エリザベス[ホイト,エリザベス][Hoyt,Elizabeth]
イリノイ州中部に、夫と2人の子供と犬とともに暮らす。『USAトゥディ』のヒストリカル・ロマンス・ベストセラー作家。ジュリア・ハーパー名義でコンテンポラリー・ロマンスも執筆。米国最大のロマンス・レビュー・サイト「All About Romance」において2006年度の最優秀新人作家賞を受賞し、デビュー作『あなたという仮面の下は』(“The Raven Prince”)はMost Luscious Love Storyに選ばれるほか、「ロマンティック・タイムズ」のレビュワーズチョイス賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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