内容説明
19世紀初頭の英国。地方貴族ナッシュ家の末娘、シャーロットは、フランスの政治体制にかかわる「機密情報」の受け渡し役を引き受けたことで、諜報活動家のアンドルー・ロスと言葉を交わすようになる。ロスは、彼女の父親のおかげで命を救われた青年の一人だった。ほがらかな反面、どこか危険な匂いが漂うロスに、シャーロットは惹かれる。そんな中、フランス人の亡命貴族、サン・リヨン伯爵が自分の城で機密情報が書かれた手紙の競売を行うという情報がはいった。密偵としてシャーロットが城に入り、機密情報を取り返すためには、疑われずに城へ招かれなければならない。その条件を満たすためには、ロスの“協力”が必要だった。ロスは、つねにシャーロットのそばにいた。命をかけて彼女を守るために。「薔薇の狩人三部作」第3弾。感動のクライマックス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みるて
2
図書館の本 読了 Rose Hunters 32014/01/26
早川珠生
1
序盤で追いかけていた人物に気がついてしまった 薔薇の狩人三部作は通して面白かった 続けて読めたのも良かったのかも ナッシュ家の三姉妹は各々苦労してるから独立心も旺盛だしやられたらやり返す強さも持っていたのが良かった2012/01/06
nayui
0
★★☆☆☆
みか
0
薔薇の狩人三作目。ナッシュ家の末娘のシャーロット(ヒロイン)と諜報員のロス(ヒーロー)。気ままに人生を過ごしているかのようなシャーロットだが、実は諜報活動の手伝いをしていた。シャーロットの行動に、納得のいかないこともあり、いまいちでした。裏切り者は、予想した通りでした。そこは、すっきりした。2012/02/12
きんとと おまんじゅう
0
面白かった。このシリーズは初めて読みますが、全く問題なく読めました。ヒロインの堂々たる態度(演技ですが)もよかった。2011/12/30