世界香水ガイド1437―「匂いの帝王」が五つ星で評価する

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  • サイズ A5判/ページ数 474p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784562042326
  • NDC分類 576.72
  • Cコード C0098

内容説明

新しい香水を買う前に読むか?お気に入りの評価を調べるか?「匂いの帝王」とも呼ばれた嗅覚研究者で香水収集家のルカ・トゥリンらが執筆。香水の品質に気づかされるか「欧米」「日本」の匂い文化の違いに気づかされるか、著書の知識と愛情を満載した痛烈なガイドブック。

著者等紹介

トゥリン,ルカ[トゥリン,ルカ][Turin,Luca]
1953年にレバノンに生まれる。フランス、イタリア、イギリスで教育を受け育つ。ロンドン大学で生物物理学と生理学のPh.D.を取得した後、長年にわたり嗅覚の研究を続け、現在はアメリカ・マサチューセッツ工科大学の研究員。南仏の国立研究センターに勤務当時に香水収集をはじめた

サンチェス,タニア[サンチェス,タニア][Sanchez,Tania]
詩、小説、エッセイの作家であり、ジャーナリストの役割もこなす。2006年にはプッシュカート賞にノミネートされた。当初、ウェッブマガジンのファッション編集者として働き、ニューヨークで個人融資とヘルスケアのライター兼編集者として働きながら膨大な香水のコレクションをする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

syaori

45
香水をオープンにフェアに批評しようという本。こよなく香水を愛する二人の執筆者は、称えるときだけでなく、けなすときも全力投球で眉を顰めてしまうところもありますが、その饒舌で豊かな評にはとても想像力を刺激されました。セーブルの襟巻きを身に付けたような香りや、絶対的な透明感を持つという香りはもちろん、酷評されている「目がくらむほど蒼白な」フリージアの香りや「耳障りな金切り声」なんてものにも興味津々。立ち上る香りを追ってゆく評たちに、香水を肌に、布に付けて纏い、その変化を味わう幸福を教えてもらえた一冊でした。2018/06/18

*kaoru

6
最近、流行りのライトフレグランスへの評価が厳しい。でも、この評価は当たっていると思う。どこのメーカーも香水瓶が違うだけで同じような香りが多すぎる。やはり名香と言われるものへの評価は素晴らしく、信用できる評価だと思う。今直ぐ名香を買いに行きたくなるような内容。自分の使っている香りの評価を見てみるのも面白いが、かなり辛辣なコメントがあるので、そこら辺は覚悟したい。1冊持っているとかなり楽しめる本です。2011/03/25

Riekoma

5
自分の好きな香水が褒められてるのも嬉しいけど、ボッコボコに貶されてるのも逆に面白い。どちらかというと文句言う時の方がよりセンスが光る感じ。2014/08/09

明野 立佳

5
知らないブランド沢山ある。知らない香りが沢山ある。全部は無理。とても無理。癖のある解説。説明。感心したり、ぎょっとしたり。2014/01/01

6904

5
辛口過ぎる!けど納得も多々あり。なんとも言い表せなかった感覚を分かりやすく解説してあったり。『窓用クリーナー』とか『新車』とか。でも『墓地の花輪』とか『ゴム様のフラワー』とか、逆に興味の湧いちゃって困るよ。著者と好みが似ているようなので、参考にして素敵な香りに出会いたい。2012/10/12

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